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プラシーボ効果とは


出典:ぱくたそ

プラシーボとは、本来、薬理的効果が存在しない偽物の薬のことです。「薬を飲む」という行為によって、患者が安心したり、満足感を覚えたりすることを目的としているため、この呼び名が定着した経緯があります。このプラシーボによって、引き起こされているさまざまな作用がプラシーボ効果です。
塩を風邪薬と思い込むことで、その塩を飲むと、「だるさが和らぐ」
「熱が下がる」ということがあります。このようなケースが、プラシーボ効果の代表的な例といえるでしょう。





思い込みを仕事に活用する

このプラシーボ効果はビジネスに応用することが可能です。「良い仕事をしている」そう思い込むことで、ビジネスで好結果を挙げることが可能です。成功している人の「このような方法を取れば、営業成績が上がる」という話があれば、積極的に取り入れてみることをおすすめします。
成功している人がそう話しているのだから、絶対にうまくいくはずだという思い込みが働きます。このプラシーボ効果を得ると、仕事に対し、前向きに取り組めるようになります。そして、成果を挙げるために頑張れるようになるでしょう。
また、自分自身に強く言い聞かせることも可能です。仕事がうまくいかないときこそ、効果的です。「昨日までこれだけ失敗したのだから、今日はうまくいく」と自分自身に言い聞かせることで、思い込みの力が手伝います。より確実にプラシーボ効果を得ることができるでしょう。好結果を得ることが期待できます。

仕事に対する指示を工夫する


出典:ぱくたそ

同僚や部下への指示を工夫することで、プラシーボ効果を得ることも可能です。指示を出す際に、単に仕事を終了させる旨を伝えるのではなく、「この重要な仕事は君だからできると思って、あえて、君に頼んだ」というようなフレーズで伝えると効果的です。
重要な仕事を任せることや心から信頼している旨を伝えると、相手は積極的に仕事を終わらせるようになります。「自分はできる」と相手に思い込ませ、良いプラシーボ効果を生むことが可能となるでしょう。
プラシーボ効果は自分自身に言い聞かせることや信頼している人から言われることで効果を発揮します。目の前に存在する物が同じであっても、自分の考察次第で結果は変化していきます。プラシーボ効果をよい方向へ活用し、ビジネスにおいて、好結果を出せるようにすることが大切です。

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心理学ライター:響孝二

WRITTEN BY 響孝二

響孝二
新聞記者、心理学ライター 1977年生まれ 北海道出身 公立高校を皆勤賞で卒業後、国立室蘭工業...