不の解消を行うことは視点や発想を変化させる
日常生活や仕事上の不満、不快や焦燥感は新しいものを生み出す上で重要視されており、潜在ニーズと呼ばれています。
不平や不満、不便、不倫など不が付く言葉は多くあります。
しかし、その不が付く言葉と出会ったときにどんな気持ちを持つか、そして、その不を解決するためにどのような解決法を取るのかで、その後の運命を変化させることが可能となります。
不が自分に重くのしかかり、足かせとなっている場合があります。
今回も心理学ライター響孝二がお話しいたします。
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仕事現場の不を解消することは業績につながる
出典:無料素材画像 写真AC
どうやて、その不を見つけ出せば良いのか疑問を持たれるか方も多いと思われますが、ヒントを考えてみましょう。
仕事現場には多くの不があります。改善するべき点でもありますが、ビジネス上でもヒントとなります。
仕事環境には人の動き、機械や機器の動き、物の動き、情報の動き、お金の動きがあります。
この5つの動きから無理や無駄を無くしていくという問題意識と改善への積極的な取り組みが求められています。
この行動が仕事現場を大きく変化させていくことにつながっていきます。
仕事上での仕組みにおいての不を考えてみましょう。不足、不便、不備、不都合、不合理などが挙げられますが、これらの不は仕事の仕組みに問題があるといえるでしょう。
利便性を高めるために作った仕組みでも、時間経過と共に仕事内容が変化し、仕組みが実績とかみ合わなくなり、不が起きています。
仕事の仕組みがいずれ、会社の業績を低迷させる原因となりかねません。
早期に見つけ出し、改善していくことが大切となるでしょう。
不を伴う焦燥感を活用する
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人は焦燥感を感じる生き物です。その焦燥感は不満や不安と似ている感情といっても良いでしょう。
ただ、流行やヒットするアイデアはその不満や不安を見つけ、解消することに原点があるといわれています。例えば、ファーストフード店の存在を考えてみましょう。
それまで、既存の飲食店では頼んだ商品がなかなか出てこないという難点がありました。これは利用者の不満や不安でした。
しかし、ファーストフード店ではすぐに食事をすることができます。頼んでからすぐに出てきますから、商品のスピードに対しての焦燥感は解消されました。つまり、不を解消することによって、伸長したビジネスモデルといえるでしょう。
思い悩んだのであれば、焦燥感を違う方向に活用してみることが大切です。
抱いている不を解消することにより、違う方向性に自分を導くことが可能となります。
焦燥感を見つけ、その解決策を見つける、この方法を組み合わせるだけで、新しいビジネスのヒントを見つけることができるでしょう。
自分や他人が持つ焦燥感を探してみることに重きを置いてみることが大切です。
不の解消は視点や発想を変化させる一種の自己コントロールのひとつです。
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心理学ライター:響孝二