牡牛座の皆さん、お誕生日おめでとうございます。
4月20日~5月20日、太陽は牡牛座エリアに滞在します。
自分のテリトリーに輝く太陽が戻ってくる牡牛座の人にとってはHappyな一ヶ月。
牡牛座以外の方は牡牛座を意識することでHappyのお福分けをいただきましょう。
アストロ開運フード研究家の星野佳代が、牡牛座にぴったりのイタリア料理をご紹介します。
牡牛座は「豊かさ」の象徴
忙しさの中、ふと足を止めてまわりを見渡すと、数ヶ月前は淋しげだった木々の枝は生き生きとした緑の葉をたくさん付け、その葉が風にそよそよと気持ち良さそうになびいている。
そんな日常に豊かさを感じることがあると思います。
牡牛座は「五感」の星座。
味、香り、音、肌触り、美しさを大切にするのはもちろんのこと、自分が経験すること全てを心と体の全身で感じとり、自分の心地良さや価値をゆっくりと味わいながら、自分の世界を作ることが得意です。
自分の世界は牡牛座にとっての「豊かさ」に違いありません。
豊かさを大切にする牡牛座は「お金」を司る星座としてもよく知られていますが、金銭だけではない本当の自分自身の豊かさに気づくことが人にとっての一番の幸せかもしれません。
牡牛座の季節、自分にとっての「豊かさ」について思いを巡らせてみてはいかがでしょう。
大地の「恵み」が牡牛座のパワー食材
12星座は火、地、風、水に4つのエレメントに区分されています。
牡牛座は「地」に属します。
パプリカ、ズッキーニ、ナスなど大地の恵みの恩恵を受けたカラフルな野菜は豊かさを表す牡牛座のパワー食材です。
また「豊穣」を司る小麦などの穀物も牡牛座のパワーをアップさせてくれます。
大地の恵みを感じながら、これらを食してみてください。
きっと牡牛座のエネルギーが湧き、自分にとっての「豊かさ」に気づくことができることでしょう。
今日はカラフルな野菜を使ったイタリアの家庭料理「カポナータ」をご紹介します。
「カポナータ」はシチリアの伝統的な家庭料理
今では日本のイタリアンレストランでも普通に耳にするようになったカポナータ。
南仏のラタトューユと似ているので同じものだと思われている方もいらっしゃると思いますが、カポナータとラタトューユはまったく違うお料理です。
カポナータは「なす」が主役のシチリアの伝統的煮込み料理。
ラタトューユとの大きな違いはワインビネガーとお砂糖を加え、ほんのり甘酸っぱく作るところでしょうか。
他にもパプリカ、ズッキーニ、オリーブなどを加えますが、シチリアでカポナータを食べ歩くと、いろいろなカポナータに出会えるほど、そのバリエーションも豊富です。
トマトで煮込むレシピあり、トマトを入れないレシピもあり、見た目と味も家庭や地域よってさまざまです。
ご紹介するレシピは私が料理研究家を始めた頃から、たくさんの方にご好評いただいているカポナータです。
牡牛座を意識して、バゲットを添えて召し上がってみてはいかがでしょう。是非お試しください。
【カポナータレシピ】
photo by 星野佳代
<材料・・・3人分くらい>
なす 2本
玉ねぎ 1/2個
ズッキーニ 1/4本
パプリカ 1/4個
オリーブ 8個
トマト 1個
にんにく 1片
ホールトマト缶 75g
ケッパー 小さじ1
バジル 適量
赤ワインビネガー 15cc
砂糖 小さじ2/3
ローリエ 1枚
塩、こしょう、オリーブオイル
<作り方>
①なすは2cmの角切りにする。
ズッキーニ、玉ねぎ、パプリカ、トマトは1cm角切りにする。
にんにくはみじん切りにする。
②鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが出てきたら玉ねぎをしんなりするまで炒める。
③なす、ズッキーニ、パプリカを加え、全体にオイルが馴染んだら、塩、こしょうをして10分ほど弱火で煮る。
④ホールトマト、トマト、ローリエを加えて、さらに30分ほど煮込む。
⑤オリーブ、ケッパー、ワインビネガー、砂糖を加え5分経ったら火を止める。
最後にバジルを手でちぎって加え、塩、こしょうで味を調える。
※しばらく味を馴染ませたほうが美味しくいただけます。特に翌日が美味です。