お茶の歴史

お茶の歴史は古く、紀元前2700年前ほどに中国の医療と農耕の神「神農」が発見したとか、インドの達磨大師が厳しい修行中に見つけたものという伝説も残っています。

どちらも場所は中国。当時は嗜好品としてではなく、薬のひとつとして扱われていたそうです。

そして宋の時代に紅茶が生まれたといわれています。

今や紅茶といえばイギリスのイメージが強いですが、イギリスにお茶そのものが輸入されたのは17世紀のこと。イギリスでもはじまりは「お茶」からだったのです。

そこから茶葉の発酵や新しい品種の発見などでどんどん紅茶の文化が広がっていったわけです。

ダージリンティーは「紅茶のシャンパン」などと言われていたり、ワインと同じようにテイスティング用語もある紅茶はとても深い文化があるのです。

紅茶と占い

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19世紀頃のイギリスでは「紅茶占い」というものが流行っていたそうです。

飲み終わった紅茶のカップに残る茶葉をみて運勢を占っていたのだとか。

そういえばあのハリーポッターシリーズの「ハリーポッターとアズカバンの囚人」にも「紅茶占い」が出ていましたね。
ちなみに今でも「ティーカップ占い」用のティーカップが販売されているようです。

気になる方はチェックしてみては?

惑星スペシャルブレンドミルクティー

紅茶は「火星」の守護とされています。

目を覚ましてしっかりと物事を見つめるために良い効果をだしてくれるでしょう。

今回はそれにプラスして

・カルダモン(金星)
・シナモン(太陽)
・オールスパイス(木星)
・クローブ(木星)
・ミルク(月)
(カッコ内はそれぞれの支配星)

以上のハーブなどを加えて、吉星たちの力を借りてしまいましょう。

朝飲めば、その日一日の活力に。夜飲めば、心満たされた眠りを得られますよ。

占星術×料理の素敵なマリアージュ
『吉星ハーブたちの加護で体の芯から温まるスパイスミルクティー』をつくってみましょう!

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材料:

水200cc、お好みの紅茶葉大さじ2、シナモンスティック1本、カルダモン(粉末)一振り、オールスパイス2~3粒、クローブ2~3個、牛乳100cc、甜菜糖などの茶色いお砂糖大さじ2

作り方:

小鍋にお湯をわかして茶葉、全てのスパイスをいれてコトコト煮出す(5分程)。
牛乳、蜂蜜or砂糖を入れてさらに3分程煮立てる。
茶こしで濾してカップに注げばできあがり!
ティーバッグでもできますが、ホッチキスの部分は外して使用してくださいね。

会議や打ち合わせがある日は水星の加護がある「アーモンド」や「ピスタチオ」を一緒に、やる気が欲しいときには「生姜」や「黒胡椒」を足してみてくださいね。

寒い日にぴったりのスパイスミルクティーで温まって、お身体ご自愛くださいね。

【お知らせ!】

11月23日の文学フリマ東京会場にて、「魔女の手」というサークルで本を出す運びとなりました。
http://handderhexe.seesaa.net/
3人の魔女が集まってつくった生活の知恵本です。
月村はレシピとコラムで参加しています。
お時間ございましたら是非お手に取ってご覧ください。

詳しくは月村きのホームページにて「魔女の手特設サイト」をご覧ください。



WRITTEN BY 月村 きの

月村 きの
占星料理研究家 &竈の魔女 月村 きの 占星術・タロットは幼い頃より身近な存在で、独学で...