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第15回・ジオマンシーでお悩み相談!「老猫と老母」

ジオマンシーで、お悩みにおこたえしていきます。

今回もジオマンシーのシールドチャートで占います。

15のシンボルをそれぞれ組み合わせて読んでいきます。

 

【お悩み】

お母様とお2人暮らしのAさんから、老猫とお母様についてのご相談をいただきました。

 

家の老猫が、痴呆で昼夜問わず、叫び鳴くようになり、

自分は仕方のないことと思ってなだめたり抱いたりしています。

 

ところが、もともと気性が激しかった母(70歳)は、

思い通りにならない猫が我慢ならないようで、

怒鳴ったり叩いたりします。

なんとかならないでしょうか。

 

【占い結果】

©msonrm

 

Aさんの困惑、なんとかしたいという気持ちが伝わってきます。

けれどとても難しい問題です。

 

下の3つのシンボルが示す最終結果のジオミャンシーカードを並べてみます。

photo by 高橋桐矢

 

最終結果は、過去が正義を表す「白」。

現在は、受容を意味する「獲得」。

そしてあらたな始まりを意味する「竜の頭」です。

 

Aさんは、自分にもっと何かできることがあるはずという思いでご相談くださったのだと思いますが、

もう十分、できる以上のことをしています。

あとは、何かを「する」のではなく、

今のこの現状を「受け入れる」ことだけです。

そうすれば、必ず良い方向に向かうでしょう。

 

シールドチャートを詳しく見ていきましょう。

 

第1トリプシティは、Aさんの現状を表しています。

強調の「人々」と、正義、誠実の「白」と「白」。

仕事をしながら、気性が激しいお母様のお相手をして、猫さんのお世話をして。

Aさんはご自身の役割をできる以上に誠実にきっちりとこなされています。

photo by 高橋桐矢

 

第2トリプシティは問題の本質、Aさんの本当の望みが出ているようです。

「人々」みんなが「喜び」と「喜び」であふれる家庭。

猫さんと、お母様と、みんな笑ってすごせたら、というのがAさんの願いなのですね。

また、実は何が喜びなのかはそれぞれに違う、というふうにも読めるに思います。

photo by 高橋桐矢

 

第3トリプシティは、この場合、お母様の様子を表します。

「大吉」が「人々」で強調されています。

「大吉」を性格とみて、自分が世界の中心、自分の思う通りに生きる、というのがお母様なのでしょう。

長年そうして生きてきたのですから、性格は変わりません。

そして、お母様ご自身は、いろいろご不満を口にしながらも、実は悪くない毎日を過ごしているようです。

photo by 高橋桐矢

 

第4トリプシティは、猫さんの様子のようです。

不和と不調の「赤」が「人々」で強調されています。

猫さんもつらいのでしょうが、誰にもどうにもできません。

赤は生命力の色でもあります。

老いた猫さんは、秋の紅葉が赤く燃えるように、命の炎を燃やしながら叫んでいるのかもしれません。

photo by 高橋桐矢

 

おつらい状況ですが、残念ながら、すべてがうまくいく解決方法はないようです。

もうすでに、Aさんはできる以上のことをしています。

 

お母様のことを、変えることはできないでしょう。

猫さんも、力一杯鳴き続けます。

Aさんにできることは、これ以上何もできないのだと受け入れること。

 

Aさんが望む形とは違うかもしれませんが、猫さんもお母様もそれぞれの幸せと喜びを感じてくれています。

 

あとは最終結果の「獲得」のイラストのように、猫さんの好きな食べ物をあげることが、せめて、猫さんの喜びになります。

 

これでいいのだと、割り切ったその先に、見えてくる何かがあります。

それはAさんの、自立への道かもしれません。

 

Aさんと猫さん、そしてお母様のそれぞれの幸せを祈ります。

 

*使用カードは「ジオミャンシーカード」「ハピタマ!」です。

*シールドチャートに使用した画像は「シンプルジオマンシー」アプリです。

 

※高橋桐矢さんの連載、今回で一旦お休みとなります。

9月下旬頃より、リニューアルした内容で再開の予定です。

お楽しみに‼︎

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占い師・作家:高橋桐矢

WRITTEN BY 高橋桐矢

高橋桐矢
高橋桐矢(たかはしきりや)占い師兼作家。 雑誌「ムー」(学研プラス)に毎月の占い掲載。 著書『占...