日本の歴史の中から生まれた「お返し文化」、そこからホワイトデーも生まれました。男性から女性に贈り物をするホワイトデー、お返しをしたくなるような女性でいたいものです。お返しをしたいと思わせる女性とはどのような女性でしょうか。
日本のお返し文化とともに、スピリチュアルライフアドバイザーKAORUがお伝えします。
日本の贈答文化の歴史と「思いやりの心」
日本には、品物を贈るという文化があります。その歴史は、日本古来、神事が行われたときのお供え物にありました。五穀豊穣と無病息災を願い、感謝の気持ちを込めたお供え物が、その後、冠婚葬祭、お盆や暮れに持ち寄るお供え物となり、今では人生の節目や年中行事、季節の挨拶などの贈りものとなりました。それは「贈答の文化」として伝わり、私たちの生活に根付いています。
贈答の意味には、言葉だけでは伝えきれない気持ちを相手に届ける「思いやりの心」が含まれています。その日本人の奥ゆかしい粋な文化を、これからもマナーとともに伝えていきたいものですね。
お返し文化は日本ならでは、ホワイトデーは日本から生まれた
冠婚葬祭や祝い事、お中元お歳暮など、品物を贈られたときは、決まってお返しをします。これは、日本の習慣であり礼儀であり文化なのです。
そのお返し文化の一つにホワイトデーがあります。バレンタインデーは、海外から伝わったものですが、ホワイトデーは日本で生まれました。
1978年、全国飴菓子協同組合がバレンタインデーのお返しをしようと考案。キャンディーを贈る日とし、3月14日のホワイトデーが生まれました。ホワイトデーという名前の由来は、当時の社員が辞書でホワイトを調べたところキャンディーと記載があり、また純愛の意味にも繋がるということから名付けられました。そして全国に広められたホワイトデーは誰もが知る習慣となったのです。
出展:無料写真素材 写真AC
ホワイトデーのお返ししたいと思わせる女性の輝きは、いずれ内面的な美人へと変化させる
バレンタインデーには本命チョコや義理チョコなど女性から男性に贈り、ホワイトデーは男性から女性にお返しをする日ですね。さて、お返しをしたいと思わせる女性とはどのような人でしょうか。
お返しの品物を贈りたいと思わせる人は、感謝の気持ちを伝えたくなるような二つの性質を持っている内面が美しい人、つまり芯がブレない美人です。
普段から感情の波に影響を受けず、穏やかな精神状態を保とうとする心。そして、相手の話に耳を傾け、その心情を理解しようとする心。この二つの心を築こうとするエネルギーを持ち合わせている人は、お返しを受け取るときも、どのような形であれ、自分のことに時間を割いて用意してくれた贈り物であることに感謝し、笑顔で気持ちを伝え受け取ることができます。
そのバロメーターとしてわかることは、幸せなお返しの時間を過ごすことができたかどうかです。
幸せなお返しの時間を過ごすことができたならば、自分が今まで努力して来たことや心掛けてきたことが形として現れ、ブレない美人のエネルギーを育てることができたといえます。
また、あまり幸せなお返しの時間を過ごすことができなかったならば、すべての人に対する態度、時間とお金の使い方などについてどのようにしてきたか考えてみましょう。
そこには、自分をダイヤモンドのように輝かせることができる原石が隠されています。
誰しも何かにつまづき心が沈むときがありますね。
そのようなときは時間をゆっくりと過ごし自分を見つめ直すことが必要です。そして、原石を見つけ日々磨いてみてください。原石が磨かれたとき、内側からの美しいエネルギーが外側に連動し輝いていくのです。
磨かれた原石は、ダイヤモンドのような確固たるブレない輝きを作り、その輝きから生まれたエネルギーは、あらゆる角度からカットを施し美しさを増していくでしょう。
お返しをしたいと思わせる女性の輝きと美しさは失われることなく、やがてブレない美人へと変化させ、素晴らしいご縁や絆を深いものへと導いてくれますよ。
スピリチュアルライフアドバイザー:KAORU