手が届きそうにない人だけど好き。
だけど、つらい片思いはもうやめたい。
そんなときに、わたしを好きだという人が現れた!
好きな人はいるけど、この人も悪くないかも……。
そんな「二番目に好きな人」を選んでしまった経験は、ありませんか?
二番目に好きな人を選ぶのには、理由があります。
今回は、二番目に好きな人を選ぶ心理と、ドロドロの三角関係にならないための対処法をお伝えします。
・「二番目に好きな人」を選ぶのは、目標を達成したいから!?
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達成したい目標があるにも関わらず、何らかの障害があって達成できない場合、それに変わる行動をとって欲求を満たそうとします。
その行動を心理学では、「代償行動」と呼んでいます。
恋愛の場合、達成したい目標とは、好きな人と恋人同士になることですよね。
ところが、一番好きな相手が自分のことを好きではなかったり、その人にすでに恋人がいたり、なかなか会えないといった障害があると、つらい片思いをすることになります。
「好きな人と付き合いたい」という欲求を満たすため、または、好きな人と付き合えないつらさを忘れるために、二番目に好きな人に目を向けるのが代償行動です。
そうすることで、一番好きな相手ではないものの、「好きな人と付き合って幸せな恋愛をする」という目標が達成され、気持ちが満たされるのです。
・ドロドロ恋愛になるのは、一番好きな人が振り向いてくれたとき……!
新しい恋愛を楽しもうとしているときに、忘れられなかった元カレから連絡があって、心が揺れたことはありませんか?
学生時代に好きだった人と再会して、誰にも言えない恋愛が始まるということも……。
そもそも、一番好きな人の代わりに二番目の人を選んでいるので、「ようやく目標を達成できる」という欲求に勝つのは難しいことかもしれません。
つまり、一番好きだった人との恋愛を選ぶのか、これまで過ごしてきた相手との関係を続けるのか、それを決めるのは自分自身だということです。
・「二番目に好きな人」と幸せに過ごす方法
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「二番目に好きな人」を選ぶと決めたのだから、片思いをしていた人のことは忘れて幸せになりたい……。
そんなとき、うまくやっていく秘訣は、二番目に好きな人を一番好きな人にすることです。
最初は一番好きな人の代わりであっても、付き合っているうちにその人にしかない魅力が見つかるはずです。
「今の自分が一番したいのは、この人と付き合うこと」だと思えたとき、その恋は代償行動ではなくなります。
また、一番好きだった人との恋が成就しそうになったときこそ、冷静に相手の行動を見る必要があります。
相手にとってもあなたが一番好きな人なのかどうかを確かめるということです。
お互いに一番好きな人なら、これまでのパートナーと別れて恋愛を始めるのもいいでしょう。
ですが、お互いにとって一番ではないなら、立ち止まって考えてみる必要がありそうです。
「失いたくない人は誰なのか?」と考えたときに、代償行動が本物の愛へと変わっていることに気づくかもしれないですね。