悪印象を挽回するラベリング理論
せっかく婚活パーティーや合コンで好みの異性と出会ったのに、第一印象を上手く与えられずにあきらめてしまった……そんなことありませんか?
だけど、あきらめるのはまだ早いですよ!
今回は、恋愛心理カウンセラーの美濃部由紀が、第一印象が悪くても挽回できる方法を伝授いたします。
第一印象が大事なのはわかっているけれど、緊張してうまく笑顔がつくれない!
今度こそ頑張ろうと思ったけれど、やっぱりうまくいかなかった……。
第一印象が悪いと、挽回するのは難しいよね。
せっかく異性と出会ったのに、第一印象に自信がなくてあきらめてしまったことはありませんか?
だけど、あきらめるのはまだ早い!
今回は、第一印象が悪くても挽回できる方法をお伝えします。
出展:ぱくたそ
・ラベリング理論を活用しよう
第一印象や会話などから相手の印象を決めることを、心理学では「ラベリング」といいます。
「優しそうな人」や「神経質そうな人」というようにラベルを貼って、そのラベルのイメージを通して相手の言動を見るといわれています。
「レッテルを貼る」というのも、ラベリングと同じ意味です。
たとえば、初対面のときに予定の時刻から大幅に遅れてきた人に対して、「ルーズな人」というラベルを貼ったとします。
一度ラベルを貼ってしまうと、事情があって遅れた場合も、「やっぱり、ルーズな人だ」と感じてしまうといわれています。
さらに、その人に対して、「○○さんは時間にルーズだから」とか、「いつも遅れるんだから、今回は遅れないでよ!」などと言ってしまうと、相手も自分自身にラベリングをしてしまい、本当にルーズな人になってしまうんです!
だからこそ、第一印象で好感を与えることが大事なわけですが……
良い印象を与えられなかったときの挽回策を、ご提案します!
・ハロー効果で良いラベルを貼る
「美人やイケメンなどの外見が良い人は内面も美しいに違いない」と思う心理を、「ハロー効果」といいます。
外見がすべて……というわけではなく、このハロー効果は職業や特技などにも働きます。
たとえば、「看護師=人のために尽くす責任感が強い人」や、「保育士=子ども好きで優しい人」というように、その職業に対するイメージがラベリングされるというわけです。
他にも、「お料理が得意=家庭的」や、「理数系が得意=理論的でしっかり者」というラベリングされる可能性があるので、得意なことはどんどんアピールした方がいいですね。
この効果を利用すれば、第一印象が悪くても挽回するチャンスがありますよ。
・友達にプラスのラベルを貼ってもらう
友達の紹介や合コンなどで異性と出会うときは、あなたのことをよく知っている人にラベルを貼ってもらうのも効果ありです。
「人見知りだけど、友達思いで良い子なんだよ」というように、あなたの良い面を紹介してもらうといいですね。
友達に対しても、「優しい」や「頭の回転がいい」というように、ラベリングをしてあげるのも忘れずに。そうすれば、相手もあなたの良いところをより多く見つけようとしてくれます。
こうして、普段から良い関係を築いておけば、ラベリングを使った恋のアシストをしてくれるというわけです。
いかがでしたか?
まずは、自分の強みを書き出して、プラスのラベリングをしてみるのがおすすめです。
周りの人にあなたの長所や魅力を教えてもらうのもいいですよ!
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