「あのとき、告白をOKしていれば……」
「バンドマンの彼が売れていたら、結婚していたのに……」
そんな、「タラレバ」が口をついて出てしまう。
アラサー女子の現実を描いた東村アキコさんの大ヒット漫画「東京タラレバ娘」のドラマが始まりました。
30代女子にとっては心がエグられるほどリアルで、婚活中のわたしも漫画を読みながら、ドラマを見ながら涙ぐんでいます。
だけど、この物語には30代女子が幸せになるためのヒントがたくさんあるんです。
今回は、そんな「東京タラレバ娘」を活用する方法をお伝えします!
◆あらすじ◆
脚本家の倫子(吉高由里子)、ネイリストの香(榮倉奈々)、居酒屋で働く小雪(大島優子)は高校時代からの親友でアラサー。
「あのとき、告白を断らなければよかった」と後悔したり、「いい男が現れたら」と妄想話をしていたら、若い金髪の男(坂口健太郎)に「タラレバ女」と言われてしまう。
《東京タラレバ娘を活用する方法》
1. 現実を客観視する
悩みや不安を感じているとき、自分はどうすればいいのかわからなくても、他人のことは客観的に見られるものです。
「もしも、相手が好きになってくれたら、好きになれるかも?」と妄想したり、彼女がいるのに流されてしまったり、女子会ばかりしている倫子たちに、「それはダメでしょ」と言いたくなってしまうのも、客観視しているからなんです。
他者を客観視することで、「女子会をやめて、婚活しようかな」というように、自分自身がとるべき行動が見えてきますよ。
2. 「正論」を受け止めて、自分を変える勇気を持つ
飲み屋で会った金髪男は、売り出し中のモデルでした。
若くて仕事でも結果を出しているKEYが言うことは、まさに正論。
年齢を重ねると、自分のやり方や考えにこだわり、頑固になってしまうものです。
ですが、仕事では若い感性を求められ、恋愛でも市場価値が落ちてきているとわかった倫子は、「今までと同じようにはいかない」と気づきます。
すべてのアドバイスや正論を受け入れる必要はありませんが、心に響いた言葉があれば素直に従ってみるのもいいのではないでしょうか?
KEYの言葉によって倫子がどんな風に変わっていくのか注目しつつ、頑固になっていないかどうか自分自身を振り返ってみましょう。
3. 「タラレバ」が叶ったらどうするのかを考える
タラレバ話で盛り上がっている倫子たちですが、いざその状況になると次の一手がわからなくなってしまいます。
ですから、
バンドマンの彼が売れていたら結婚したのに → バンドマンの彼と再会したらどうする?
一度は告白を断ったけれど、今だったら考えたのに → 彼が恋人と別れたらどうする?
というように、妄想が現実になったときの自分の気持ちや行動まで想像しておくことが大切です。
そうすれば、チャンスがやってきたときに具体的な行動を起こせますよ。
劇中でタラレバ娘たちが言っているように、時間は巻き戻せません。
過去を振り返って後悔したり、「もしも、あのとき~」とタラレバ言うのではなく、これから幸せになるために倫子たちと一緒に前進しましょう!
「東京タラレバ娘」
ドラマ
日本テレビ毎週水曜22時~
公式サイト
漫画
講談社「Kiss」で連載中
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