合コンや婚活パーティー、友達からの紹介など、出会いの場で必ずするのが「自己紹介」ですよね。
自己紹介では、名前や職業、住んでいる場所、好きなタイプなどを話すのがスタンダードです。
ところが、ここに意外な落とし穴があるんです!
今回は、自己紹介で言ってはいけないNGワードとその理由をお伝えします。
コンプレックスは先に言っちゃダメ!
合コンでの自己紹介、こんなひと言で空気が固まってしまったことはありませんか?
仕事は何をしているの? ⇒ 「ただの」事務職です。
大学時代の友達なんです ⇒ 大学出てるんだ、頭いいんだね。
(何も言っていないのに) ⇒ わたし、太ってるんで……
僕、チビなので……
少しの沈黙の後、さりげなく別の話題に移っていた……という場面が目に浮かびます。
だけど、気にしていることって、先に言いたくなりますよね!?
「気にしているから、そのことには触れないでね」と伝えておきたくなっちゃうんですよね。
誰にでも触れられたくないことはあるから、宣言するのは悪くないのですが……
実は、思わぬデメリットがあるんです!
大事なのは最初のワード~ほんとうは怖い初頭効果~
最初に聞いた情報が印象として残ることを「初頭効果」といいます。
その人に関する情報が少ないため、「Aさんは○○な人」というように、最初の情報がインプットされてしまうのです。
つまり、「わたし、太ってるんで……」と言った人は、「太っているAさん」というようにインプットされてしまいます。
これが、最初に宣言することのデメリットなんです。
第一印象は、3ヶ月から半年ほど影響するといわれています。
だからこそ、気にしていることは最初に言わないことが大事です。
「順番」だけで、会いたい度が変わってしまうなんて……
これは、見た目や学歴に関することだけではありません。
ここで質問です!
2人の異性を紹介してくれると言われたら、あなたはどちらの人に会いたいですか?
《Aさん》
・短気
・知的
・大企業勤務
・家族思い
・キレイ好き
《Bさん》
・キレイ好き
・家族思い
・大企業勤務
・知的
・短気
これは、単に順番を変えただけですが、「短気」が最初にきていると、インパクトが強いですよね?
「部屋をキレイにしなければ、叱られるんじゃないか?」なんて想像してしまいます。
一方、Bさんの場合も「短気」は気になりますが、「でも、他に良いところもあるし……」という印象です。
同じ人を表す言葉でも、順番を変えただけでこれだけ印象が違うということです。
このことから、出会ってすぐに自虐ネタを言ったり、短所やコンプレックスを宣言することがいかに危険なのかがわかります。
「リフレーミング」で短所を言い換える
さらに、「短気」を「せっかち」に言い換えると、短気ほどのインパクトがなくなります。
こうして言い換えることを、心理学では「リフレーミング」といいます。
たとえば、「優柔不断」は短所だけど、「じっくりと考えてから決める人」といわれれば、長所のような気がしてきます。
その人の魅力は変わらないのに、伝え方だけでこんなにも印象が変わってしまうから不思議ですよね。
初対面の人に会うときは、ぜひ最初に伝える言葉を意識してみてくださいね。
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