パーティーより合コンの成功率が高いのはなぜ!? 人数と恋愛のヒミツ
秋に向けて新たな出会いが欲しい!
効率がいいのは、やっぱりたくさんの人に出会える婚活パーティーかな?
人数が多いほうが、いろんな人の中から選べるからいいように思えますが……
心理学的に考えると、成功率が高いのはパーティーより合コンだといえます。
今回は、恋愛心理カウンセラー美濃部由紀が、出会いの場での人数と成功率の関係と、パーティーでカップル率を上げる方法を恋愛心理学で解説します。
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・選択肢は少ないほうがいい!? 人数と恋愛のヒミツとは?
出典:無料素材画像 写真AC
デパ地下の試食販売コーナーで行われた実験です。
2つのブース(AとB)でジャムの試食販売をしています。
Aのブースでは6種類のジャムを、Bのブースでは24種類のジャムを取り扱っています。
どちらのブースのほうが、売上げが多かったでしょう?
人間の脳で同時に処理できる情報量には限界があります。
その許容量を超えると、考えるのが面倒くさくなったり、選択できなくなったりします。
この実験で売上げが多かったのは、Aの6種類のブースでした。
なんと、24種類のブースの売上げの7倍だったそうです!
ただし、通りかかった買い物客が足をとめる確率は、24種類のほうが高かったことがわかっています。
この実験からわかるのは、たくさんの選択肢があるのは魅力的だけど、一度に処理する情報が多過ぎるとどれが欲しいのかわからなくなるということです。
・選択肢が多いと魅力が半減! パーティーの席順でカップルが決まるワケ
選択肢が少ないほうが決断しやすいことから、恋愛でも人数が少ないほうが成功率は高くなるといえます。
また、6種類のジャムのように、合コンでは一度に全員を見ることができます。
すると、「この中だったら、この人が一番話しやすそうだな」と選びやすくなるのです。
一方、人数が多い場合は一度に比べることができず、「いいな」と思う決め手に欠けてしまいます。
婚活パーティーでよく行われる1分間の回転寿司方式の自己紹介は、24種類のジャムがベルトコンベアーに乗って、1種類ずつ流れてくるようなものです。
どんな人がいるのか知らない状態では、「次はもっと好みの人がやってくるかも」と思ってしまうため、ひとりずつ話してもあまり情報が頭に入ってきません。
そのため、最初と最後の人しか印象に残らず、真ん中あたりで自己紹介をした人は不利になってしまいます。
このことから、席順もカップルになれるかどうかに関係しているといえそうです。
・キャパオーバーになる前に自分を印象づける方法
出典:無料素材画像 写真AC
人数が多めの婚活パーティーなどに参加する場合は、男性が情報を処理できるうちに自分を印象づけることが大事です。
処理する情報が多いとキャパオーバーになってしまうので、「この人と仲良くなりたい」という人を先に見つけておき、その人に覚えてもらえるような自己紹介をします。
誰よりも先に話しかけるためにも、立食パーティーやBBQなどの自由に行動できるイベントを選ぶのがおすすめです。
それから、インパクトのある服装で行くのもいいですよ。奇抜なデザインではなくても、真っ白のワンピースなども目立ちます。
合コンでもパーティーでも、相手がキャパオーバーになる前にあなたの情報をインプットさせちゃいましょう!
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恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀