尽くし過ぎて彼をダメ男にしない方法
好きな人には尽くしてしまう。
だけど、最初は喜んでくれていたのに、いつの間にかそれが当たり前になって……。
世話好きでしっかり者の女性は魅力的ですが、気づいたら彼が自分では何もしないダメ男になっていた……なんてこともあります。
今回は、恋愛心理カウンセラー美濃部由紀が、男性に尽くしてしまう女性が、好きな人と対等な関係を築く方法を心理学で解説します!
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・尽くされることが当たり前になる理由とは?
出典:ぱくたそ
ネズミを使った実験で、動物の習性を調べました。
エサを皿に入れて置いておき、好きなときに食べられるようにしておきます。
しばらくして、レバーを押すとエサが出てくる仕掛けに変更したところ、ネズミはエサが出てくる仕組みを学習し、レバーを押してエサを食べるようになりました。
その後、皿に入ったエサと、レバーを押して出るエサの2つを与えました。
すると、ネズミはレバーを押してエサを食べたのです。
これを、「コントラフリーローディング効果」といい、犬やサル、鳥、魚、人間などで実験したところ、ネズミと同じ結果になりました。
・彼をダメにしているのは、あなたの行動のせい!?
ではなぜ、皿に入ったエサがあるのに、レバーを押してエサを食べるのでしょうか?
1つ目の理由は、習慣です。すでにレバーを押してエサを食べるのが習慣になっていたので、無意識にそちらを選んでしまったということです。
そして、2つ目の理由は、報酬(エサ)をもらうためには、それに見合う労働(レバーを押す)が必要だと思ってしまったためです。
この2つの理由から、尽くしてしまう女性とダメになる男性の心理を解明すると……
尽くしてしまう女性 → 「何かしないと愛されない」と思って彼に尽くしてしまう
ダメになる男性 → 尽くされるのが習慣になり、その日常に疑問を感じなくなる
といえます。
つまり、彼をダメ男にしてしまうのは、「何かしなければ!」という女性側の心理が大きく影響しているということです。
・「尽くす」をデフォルトにしない方法
出典:ぱくたそ
彼をダメ男にしないためには、日常的に尽くさないことが大事です。
たとえば、あなたがいつもデートプランを考えているなら、「次のデートの行き先はあなたが考えて」と言ってみるといいでしょう。
もしくは、あなたがレストランを探して、彼にが予約をするというように、役割分担をするのがおすすめです。
ところで、エサを与える実験を猫にしたところ、「コントラフリーローディング効果」が働かず、皿に置いたエサを食べたそうです!
それだけ猫は物事を客観的に見ているんです。
ですから、まずは猫になったつもりで自分自身の行動を振り返り、尽くすのをやめるといいでしょう。
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恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀