合コンに行ってもいい出会いがない!
友達は次々と彼氏ができるのに……。
わたしって、男運がないのかな?
そんな風に、「自分は運が悪い」と思っているあなた!
その考えが素敵な出会いを遠ざけている可能性があります。
今回は、「運」と心理の関係について解説し、良い出会いを引き寄せる心の持ち方についてお伝えします。
・「わたしは運がいい」と言うといいらしいけど……それって本当?
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自分自身を運がいいと考えるのか、それとも運が悪いととらえるのかは、その人次第です。
だからといって、嫌な出来事が起こったのに、「わたしって運がいい!」とは思えないですよね。
では、なぜ「運がいい」と思うといいのでしょうか?
心理学者のワイズマンがこんな実験をしました。
実験協力者を2つのグループにわけて、1人ずつお店に入っていってもらいます。
そのときに、入り口に5ドル札をわざと落としておき、協力者の反応を見ます。
グループは、「自分は運がいいと思う」という人と、「運が悪いと思う」という人にわけています。
その結果、「運がいい」と思っているグループは5ドル札に気づき、お店に入ると成功している実業家と会話を楽しみました。
一方、「運が悪い」と思っているグループは5ドル札に気付かず、お店に入っても誰とも話しませんでした。
・「運が悪い」と思っていると、運がいい状況を見過ごしてしまう
この実験から、「自分は運が悪い」と思っていると、5ドル札を拾ったり、人脈を広げたりするチャンスを逃してしまうことがわかりました。
つまり、「運が悪い」と自分に暗示をかけることで、運がいい状況に気付きにくくなり、「運が悪い」と感じる状況に焦点が当たってしまうということです。
すると、「やっぱり運が悪いんだ……」と思うというように、悪循環が起こってしまいます。
その反対に、「運がいい」と思い込んでいると、どんなに悪いことが起こっても、「この程度で済んでよかった。やっぱり運がいいのかも!」と、悪い出来事もプラスにとらえることができるのです。
・嫌な出来事を忘れて、気持ちを切り替える!
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起こった出来事をどのようにとらえるのかは、その人の価値観や性格によって違います。
どうしても運がいいと思えない出来事が起こったときは、できるだけ早く気持ちを切り替えるようにしましょう。
嫌な出来事で頭の中がいっぱいになっていると、素敵な異性と出会うチャンスがあっても見過ごしてしまうかもしれないからです。
根拠がなくても、「わたしは運がいい(はず)」と思って過ごせば、いい出会いはすぐそこにあるかもしれませんよ。
恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀