クリスマスを一緒に過ごした彼と、新年もデートをすることになった!
だけど、どこに行けばいいのかな?
新春デートといえば、初詣、買い物、映画……。
せっかくクリスマスを一緒に過ごせたのだから、ここで失敗したくない!
その気持ち、よーくわかります!
今回は、新春デートの行き先の決め方に関する恋愛心理をお伝えします。
・ズバリ! 好きな人が行きたい場所に合わせるのが正解
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ロマンチックなクリスマスを過ごした人は、新年も恋人ムードでデートをしたいですよね。
ですが、好きな人の気持ちを自分に向けたいと思うのであれば、相手が行きたい場所に合わせるのが正解です。
クリスマスはデートをしていない人や、片思いをしている人にもおすすめですよ。
では、その理由を心理学で解説します!
・人によって感じ方が違う理由に秘密がある
人は見たものや情報などを自分の視点を通して解釈しています。
この視点を「認知」といい、人によって認知は違います。
また、何らかの対象に関する認知や好き嫌いの感覚、知識や信念、感情、記憶、イメージなどのことを、「態度」といいます。
たとえば、好きな人が辛い食べ物が嫌いだとします。
「辛くない」と人に言われて食べた唐辛子がすごく辛くて、おなかを壊してしまった……という経験があった場合、記憶やイメージ、好き嫌いの感覚から、「辛い食べ物は食べたくない」という態度になります。
そんなことを知らないあなたが、「寒いから、辛いお鍋を食べようよ!」と誘ったところ、あなたに会いたくないわけではなく、反射的に「辛い物=NO!」という態度をとってしまうことがあるのです。
・「バランス理論」を上手に活用する方法
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一般的に、態度は一貫しているといわれています。
唐辛子の辛さが苦手なら、それがハバネロでも豆板醤でもダメだというのと同じです。
ただ、まだお互いのことをよく知らない段階では、こういった態度はわからないこともありますよね。
だからこそ、相手が行きたい場所や好きなものに合わせるのがいいのです。
それから、その人のことが好きではなくても、自分が好きなものを理解してくれると、その人に対するイメージが上がることもあります。
たとえば、好きな人とあなたが同じバンドのファンだったとします。
その時点で、彼はあなたのことをそれほど好きではなかったとしても、無意識に3点のバランスをとろうとするのです。これを「バランス理論」といいます。
三角形のそれぞれの点に、あなた、彼、バンドがあると想像してください。
彼はバンドが好き、あなたもバンドが好き、彼はあなたが好き、というのが3点のバランスがとれている状態です。
ですから、彼はあなたのことを、「同じバンドが好きなのだからいい人に違いない」と思うようになり、好き嫌いのバランスをとろうとするのです。
という理由から、新春のデートは相手が好きなものをリサーチするところから始めるといいですね。
お互いが好きな場所やモノを見つけられれば、最初からバランスがとれている状態なので、無理せずに過ごせるのでおすすめです。
恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀