秋の夜長は、物思いにふけってしまうものです。
冬が近づきクリスマスが迫ってくると、つい、
「元カレ以上に好きになれる人はいない」
「この恋がうまくいかなかったらどうしよう」
というように、ネガティブになってしまう人も多いのではないでしょうか。
やがて、「もう恋愛できない!」と落ち込んでしまったり……。
だけど、その考えは危険です。
「こうなってほしくない」と思うことが現実になる可能性があるからです。
今回は、過去の恋愛の失敗との付き合い方についてお伝えします。

・過去の失敗を何度も思い出さない


出典:ぱくたそ

「逃した魚は大きい」という表現をすることがありますが、過去の恋愛は美化される傾向にあります。
ですから、「あんなに優しかった彼と、どうして別れてしまったんだろう」と、別れたことを後悔したり、過去の自分を責めてしまいがちです。
しかし、過去の恋愛を思い出しても、やり直すことができません。
何度も思い出すことで、元カレや片思いの相手に対する執着が強くなってしまい、余計に過去を美化してしまうことがあります。
すると、どんなに素敵な人が現れても、執着している相手には劣ると感じてしまい、恋愛対象として見られなくなってしまうのです。
過去の恋愛を思い出しそうになったら、違うことを考えるようにしたり、身体を動かすなどして気持ちを切り替えましょう!





・過去の失敗は人に語るべからず

「前の彼氏に浮気されちゃったんだよね」とか、「ダメな人ばかり好きになっちゃって……」というような過去の失敗は、人に話さないほうがいいですね。
過去の恋愛をテッパンネタにして、繰り返し人に話すのはNG!
というのも、何度も失敗を語ることによって、「また同じことを繰り返しそうだ」と思ってしまうからです。これを、「ハウリング効果」といいます。
それに、過去のダメ恋愛を語ることで、相手はあなたをそのように扱ってもいいと思うようになるんです。
たとえば、恋人に浮気をされた過去を話せば、「浮気をしてもいい女」というレッテルを貼られてしまいます。
次の恋愛では浮気されたくないから話したのに、逆効果になってしまうなんて……!
ということもあるので、過去の失敗は人に話さないほうがいいでしょう。

・過去の恋愛から学んだことに目を向ける


出典:ぱくたそ

それでも過去の恋を思い出してしまうときは、その失敗から得られたことに目を向けてみてください。
たとえば……
恋愛よりも趣味を優先する人と付き合うのはツライから、休日は一緒に出かけられる人を探そう。
元カレのおかげで、男性の嘘を見破れるようになった!
というように、その経験があったからこそ得られたことを見つければ、昔の恋愛を美化して思い悩むこともなくなるはずです。

さぁ、次の恋愛に気持ちを切り替えて、来るべき素敵なクリスマスを過ごしましょう!





恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀

WRITTEN BY 谷本 由紀

谷本 由紀
心理カウンセラー/マインドフルネスインストラクター 20代は恋愛心理学や占い、モテテクニックの研究...