気になる人と1回目のデートはいい感じに終わった。
2回目のデートの約束もできたけど……。
付き合うためには、次のデートでどんなふうに振る舞えばいいのかな?
会う回数が増えるにつれて、ふたりの関係は深まっていきます。
それでは、付き合うためには、どうすればいいのでしょうか?
今回は、恋愛心理学の理論に基づいて、恋人同士になるために必要な◯◯についてお伝えします。
・3回目のデートまでに、◯◯で価値観を知ろう
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心理学者のマースタイン博士は、男女の関係が深まるには3つの段階があるという、SVR理論を発表しました。
異性を好きになるポイントはさまざまですが、第一関門をクリアするのは見た目が好みかどうかなど、内面よりも外見的な部分が大きいはずです。
相手のことをよく知らない段階で、「なんとなく、感じがいいなー」と好感を持つのは、言葉以外の部分でコミュニケーションをとっているからです。
笑顔や表情、目が合う回数や仕草、声の高さや話し方、その人との距離といった、言葉以外のコミュニケーションをノンバーバル(非言語)コミュニケーションといいます。
そうして恋愛の第一段階をクリアした後、次の段階で重要になってくるのが、バーバルコミュニケーション……つまり、会話なのです!
・違う価値観を共有するための会話術
SVR理論の第二段階は、お互いの価値観を共有することです。
これは、「価値観が合う人同士が恋人になる」という意味ではありません。
たとえ価値観が違っていても、それを理解して尊重したり、妥協点を見出したりすることが、心地よい関係をつくっていくのです。
そのためにも、お互いの価値観を伝え合う「会話」が必要です。
好きな人と付き合いたいからといって、相手に合わせてばかりでは関係を深めることができません。
だけど、「彼と価値観が違うかもしれない」と心配になることもありますよね?
たとえ相手が自分と違う価値観を持っていたとしても、まずは受け止めるようにすれば衝突せずに話し合えますよ。
「それは違う」とか、「わたしはそう思わない」と言うと、相手はムッとしてしまうでしょう。
そこで、「なるほど」や「そんな風に考えていたんだね」といったん受け止めてから、「わたしはこう思うんだけどね」というように話せば、自分の価値観を伝えられます。
また、意見が対立するときは表情が険しくなるので、ふたりの価値観が違うときでも、穏やかな表情で相手の話を最後まで聴くように心がけるといいですね。
・「沈黙が苦にならない人が好き」と言われたら……
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好きなタイプをたずねたときに、「沈黙が苦にならない人が好き」と答える男性は多いです。
そんなときは、会話よりもノンバーバルコミュニケーションで雰囲気づくりをしましょう。
相手が何も話さずにいるときは、無理に沈黙を破ろうとしなくてもOK。
ただし、沈黙が耐えられない場合は、素直にそう思っていることを話すといいですね。
「恋人とは会話を楽しみたい」というあなたの価値観を共有して、ふたりにとって良い付き合い方を見つけるのも、恋人同士になるために必要なプロセスですよ。