「絶対にこの人と結婚したい!」
そんな風に、運命を信じて疑わない相手が現れると思っていたのに……。
現代は出会いが多い分、運命を感じにくくなっているのかもしれません。

今回は、こんなお悩みが届いています。

《お悩み》


出典:無料画像素材 写真AC

Nさん  33歳
お見合い、婚活パーティー、マッチングアプリ、友達の紹介など、あらゆる婚活をしています。
なので、出会いの数は多いのですが、こなしているだけのような気がしています。
じっくり話せば良い人なのかもしれませんが、「次の出会いがあるから、まぁいいや」と思ってしまうんです。
わたしは結婚相手を見逃しているのでしょうか?
それとも、「結婚したい」と思える人に会うまで、新たな出会いを求めたほうがいいのでしょうか?



ご相談ありがとうございます。

たしかに、出会いのチャンスが多いときは、ひとつひとつの出会いを大切にしなければ……という気持ちは薄くなりますよね。
だからといって、「違う」と感じる人とは、何度も会って関係を深める必要はないと思います。
それなら、新たな出会いを求めたほうがいいですよね。

Nさんが悩んでいるのは、可もなく不可もない人を「不可」にしていることなんじゃないでしょうか?
就職活動では、一次試験から社長面接まで、いくつかの段階がありますよね。
婚活でも、そんな風にステップを踏んでいけば、その人が結婚相手かどうか自然とわかってくるかもしれません。
なので、「不可ではない人」は一次試験合格で次のステップに進むというように、自分の中で基準をつくっておくといいですね。

ここでひとつ、問題があります。
新たな出会いに時間を費やしているNさんは、一次試験合格者とデートする時間がないのです。
すると、「時間をつくってまで会いたい人だろうか?」と感じてしまい、ジャッジする目が厳しくなっちゃうんですよね。

だから、まずは出会いの数を少し減らして、一次試験の合格者とデートをしてみること。
2~3回会ってみれば、その人の内面が見えてきます。
すると、「やっぱり違う」とか「アリかもしれない」というように、出会ったときよりもハッキリと自分の気持ちがわかってくるはず。
アリの場合は、次のステップとして遠出のデートをするのがおすすめです。
もちろん、相手もあなたが自分に合うかどうか見ているので、あなたが次のステップに進みたいと思っても、フェイドアウトされてしまうこともあります。

というわけで、「迷ったときは一次試験合格!」と決めておいて、まずはデートを楽しんでくださいね。

《今日の教訓》
デートの時間を確保して、「不可ではない人」と会ってみよう。



WRITTEN BY 婚活女史ユノ

婚活女史ユノ
婚活歴10年で、年下の旦那さまと結婚したアラフォー女子。 これまで挑戦した婚活は、大人数のパーティ...