夏は開放的な気分になり、恋が始まりやすい季節です。
ただし、秋になると気持ちが冷めてしまうことも……。
「本気で好きだったのに、遊びだったの?」
なんてことになるのは、悲しいですよね。
今回は、ひと夏で終わらない恋にする秘訣を心理学で解説します。
・恋を長続きさせる秘訣は、「親密さ」にアリ!
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「ひと夏の恋」で終わりやすい原因は、出会いからの展開が早いことです。
暑さから露出も多くなる夏は、理性よりも本能で恋をする季節。
出会ったときのテンションは女性より男性のほうが高く、「獲物」をゲットするために努力します。
ところが、手に入れると興味を失ってしまうのが男性で、肉体関係を結ぶと好きになってしまうのが女性の特徴です。
だからといって、ガードが固すぎるのがいいというわけではなく、親密な関係になることがポイントです。
つまり、心も身体もつながっている状態になると、恋が長く続くということです。
・ひと夏の恋にしないためには、一緒に登山するといい!?
食事をしたり、お酒を飲むだけでは、親密さは高まらないもの……。
ふたりで力を合わせて何かを成し遂げるような行動をすることが肝心です。
たとえば、登山をする、スポーツをする、遊園地に行く、花火大会やフェスに行くといった、「ちょっとハードなデート」を選ぶのがポイントです。
心理学者のパターソンは、「親密性の覚醒モデル」を提唱した人物で、好きな人と親密になる過程について研究しました。
ふたりで力を合わせる「行動」が、親密になる第一歩です。
予想外の出来事やトラブルが起こったときにとる行動や生まれる感情によって、親密度が深まっていくと考えられています。
登山をする場合、疲れる、暑い、靴ずれをおこす、のどが乾く、すべって転ぶといったことを、ふたりで乗り越えなければなりません。
そこで、イライラしたり、暑さや疲れを相手のせいにするといった、ネガティブな感情が生まれると、ふたりの雰囲気は悪くなってしまいますよね?
このように、ハードなデートを乗り切れなかったカップルは親密度が低下してしまい、長続きしないといえそうです。
・ポジティブな言葉をかけることが親密度UPの秘訣
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一方、同じように登山をしていても、「もうすぐ頂上だよ!」と声をかけたり、ふたりで過ごせる時間を楽しむというように、ポジティブにとらえることで親密度が高まります。
また、あなたがポジティブな感情を持つことで、相手も同じ気持ちになるといわれています。
あなたが、「暑くない?」と気遣いを見せれば、相手も「荷物を持つよ」というように思いやりを持って接してくれるようになるでしょう。
こうして親密度を高めることが、ひと夏の恋で終わらずに恋愛が長続きする秘訣です。
つまり、ひと夏の恋で終わるかどうかは男性にかかっているのではなく、ふたりで力を合わせられるかどうかだということ。
ぜひ、この夏は好きな人とお出かけをして、親密度を高めてくださいね!