★新月・満月の前日に配信! ウラスピナビ的開運術のメルマガ登録はこちら!
【手相】運命線で知る! 「あなたの人生の生き方」3タイプ
■運勢を観る「運命線」とは
手相で運勢を見る上で、「運命線」はとても大切な線です。
運命線は、中指の下の「土星丘(人生の成果として自分の強い意志や影響を与える運勢)」に延びていく線で、基本型は手首上から土星丘方向に昇る線です。
ですが、きれいに真っすぐ延びている人は少なく、金星丘や月丘方向から昇る人もいれば、一本ではなく何本か出る人、切れ切れの人、上の方・下の方しかない場合もあり、土星丘に入らなくても土星丘の方に向かう線は、基本的に「運命線」です。
photo by 花岡正人
運命線は、主要線の一つでありながら無い人もいたり、何本かあるという見方ではなく1本の運命線以外は影響線、パートナー線、補助線などと分けて考える鑑定師もいて、見え方が複雑で、熟練した知識、経験が必要です。
運命線は、仕事運や人生の生き方を示す線で、その人の意志の強さを表しますが、その線の「意味」よりも」人生の転機(結婚、転職など)や、環境の変化、人生の浮き沈みの「時期」を観ることを大きな役割にしています。
運命線は、その見方や手法が山ほどあり、特に「流年法」という手法で、過去から未来の転換期を読むのに重要な線ですが、それはまた別の機会を設けてお話しさせていただきます。
今回は、運命線の大きな流れとなる流れ方(昇り方)についてお話しします。
■基本3タイプに分かれる人生の生き方
実際に観る運命線は複雑で、分類するのは難しいですが、大別すると上図のように、3つのタイプに分けることができます。
<A> 手首上(金星丘と月丘の間)から昇る運命線【自分努力型(頑固保守)】
・自分の努力で運を切り開く生き方で、自分の意志を貫く有言実行の堅実さがある。
・好き嫌いがはっきりして好きなこと以外は興味を持たない情の稀薄さも出やすい。
・自分の考えが正しいという頑固さで、自分で何でも決めたがる頑固さがある
・職人気質で、保守的な枠に嵌った生き方になりやすいので、中年期以降の成長が少ない。
・愛されるより愛する自分のペースを大切にする。
▼生命線から延びる運命線
生命線を起点として昇る運命線は「開運線(別記事「今年の成功予兆の開運線を見逃さないで!」参照)と言われる運命線の一種で、努力が実る成功相になります。
<B> 金星丘(生命線の内側)から昇る運勢線【身内援助型(親族影響)】
・金星丘の意味する、親族との縁、幼少期からの家庭運に関わる。
・身内の援助、協力で運を切り開く生き方で、親の影響を受けやすい。
・良くも悪くも親との縁が強く、後継ぎやコネ、財産相続などの恩恵も受けやすい。
親の介護や将来的な世話も関わりやすい。(頼りやすく、頼られやすくもなる)
・結婚も親に認められることを優先し、同居も視野に入れやすい。
▼短い線でも土星丘方向に昇れば運命線
金星丘から生命線を横切る線は、運命線なのか、開運線なのか、障害線なのか、判断が難しくなります。
印象として、中指方向に昇るように生命線を横切っていれば「運命線」、
生命線を断ち切るように(垂直に近い交差の)細い線で横切っていれば「障害線」、
生命線が起点になって、昇っていれば「開運線(運命線)」となります。
<C> 月丘(小指下側)から昇る運命線【 他人援助型(人気惹きたて)】
・月丘の意味する、他人との関わり、人気、創造的感性豊かな魅力に関わる。
・人からの協力や援助で惹きたてられて運を切り開く生き方で、魅力ある人格。
・人気線、タレント線とも言われ、自分が目立っていく人気商売が向く。
(自由業、芸術・芸能関係、講演家など自分の才能がそのままお金になる)
・実務作業は苦手で飽きやすいので、経営や交渉事は人に任せる方が成功しやすい。
・出会いや幸運をもたらすので、人との関係を大切にすると運が上がりやすい。
▼短い線でも土星丘方向に昇れば運命線
月丘から頭脳線を横切る線は、運命線なのか、頭脳線の支線なのか、障害線なのか、判断が難しくなります。
印象として、中指方向に昇るように頭脳線を横切っていれば「運命線」、
頭脳線を断ち切るように(垂直に近い交差の)細い線で横切っていれば「障害線」、
頭脳線が起点になって、支線として月丘方向へ向かえば「頭脳線の支線」となります。
出典:無料素材画像 写真AC
<合わせてみておきたい関連する記事>
・・・・ 【手相】手相は変わる! 良い運勢の手相に変える方法
・・・・ 【手相】「成功者相」は「大病しやす相」?
・・・・ 【手相】手の平の『丘』を知る
■運命線が無いと、ダメな人間なの?
運命線が無くても、意志が弱い・仕事運が無いと、落胆しないでください。
運命線は主要な線ですが、無い人も多く、著名な経営者の方でも運命線が無い人もいます。
一般的には運命線は濃い方が良いですが、意志が強すぎて柔軟性に欠けやすくなったり心臓疾患のリスクにもなります。
そのため、運命線以外の主要線がしっかりしていれば、意志の弱さではなく、人の話に耳を傾けることが出来る柔軟さがある、柔順な純粋さを意味することが多く、運勢を自分で作っていける生き方になります。
しかし、他の主要線の乱れや、切れ、弱さ・薄さなどが目立つと、意志の無いフラフラした稀薄な生き方になりやすいので注意が必要です。
<左右の違い>
右手と左手の運命線の違いは、一般的には、「左手の運命線が本来の資質としての生き方」で、「右手の運命線が自分で変えてきた生き方」ということになり、左右が違う場合は、生き方をどう変えてきたかという見方になりますが、「左手はリラックスしたプライベート面」で、「右手は外向きの仕事面」という見方もあり、その見方で左右が違う場合は、内と外での生き方が異なる二面性を表します。
これらの判断も含め、運命線の鑑定法は複雑で、膨大な知識と経験がないと読み切れない線でもあります。
今後の記事にて、少しでも運命線の面白さをお伝えできればと考えております。
手相セラピスト:花岡正人