親指が良く反る(柔らかい)人は、どんな性格の人ですか?

ピアノやバイオリンを弾く音楽家や芸術家などの人は指がよく曲がる印象がありますね。
赤ちゃんの時、指をよくしゃぶっていた人も親指をよく曲げていたので反るようになるとも言われていますが、どうなのでしょうか?
よく反る人と反らない人では体質的、性格的に違いが出てくるのでしょうか?
下図のように、親指根元の開き具合と、四指の反り具合、親指の反り具合をチェックしてみましょう。


出典:無料素材画像 写真AC

他の手で無理に反らせることなく、指の力だけでどこまで反るかを確認してみてください。
3つのチェック全てがよく反る(柔らかい)、もしくは反らない(硬い)人はその資質が強く現れますが、2つ、1つがどちらかであとは標準に近いということであれば、その傾向は薄くなりバランスのとれた標準タイプ(常識人)と言えます。





よく反る人は柔軟志向型、反らない人は堅実志向型

上図のように、親指などの指の反り具合は「頭の柔軟度」を表していて、柔らかい人ほど、柔軟性が高く、順応性の高さや臨機応変な社交性のあるタイプとなります。
しかし、頭が柔軟な事は良い個性でもありますが、優柔不断さや、軽い言動、誘惑に弱い性格にもなりやすいので、どちらが良いというわけではなく、それぞれが個性であると考えていただくのが良いと思います。

指がよく反る人ほど頭の使い方が柔軟で感受性の豊かさが現れる

①手の平を広げて親指を出来るだけ広げようとしたとき(机の上に手の平を付けて広げると分かりやすいです)、親指と人差し指の角度が80度以上開いた時は、「よく反る(柔らかい)指」と判断します。
②手の平を合わせた状態で、4指を反らせたとき、その両手指の角度が40度以上離れた時は「よく反る指」と判断します。
③親指の第一関節を反らせたとき、反らせた側の関節部角度が120度以下の時は「よく反る指」と判断します。

性格としては、『順応性や融通性が高く、好奇心も旺盛で社交性もあり、人に愛されやすい資質を持っています。
その分、優柔不断で人に流されやすく、意志の弱さや言動の軽さなどが出たり、浪費家の一面も出やすくなります。』

指があまり反らない人ほど頭の使い方が保守的で堅実さが現れる

上記の反る人とは逆になり、①の開き角度は60度以下、②の四指の反りは20度以下、③の親指の反りは150度以上であれば、反らない人という判断になります。
性格としては、『堅実でまじめで誠実な人で、責任感と意志の強さを持っています。
その分、頑固で融通が利かず、気配りができない人格になりやすく、強情でケチな面も出やすくなります。』

指が内側に曲がっている人もいます

よく反るとかあまり反らないではなく、内側に曲がっている人もいます。
この人達の傾向としては、貯金や知識などため込む資質を持っています。
また、常に一生懸命なので、人と競うことに対しては実力を発揮しやすい人ともいえるでしょう。

反るようにストレッチしていくと性格は変わる?

それぞれが一長一短の資質・個性なので、どちらが良いという訳ではないので、その資質を活かしたり、いき過ぎるところを抑える努力をするのが良い運勢に変える開運に繋がります。
ピアニストやバイオリニストの指が良く反るのは、演奏に活かすために指のストレッチや可動範囲を広げる訓練をして、後天的に柔らかくなった方もいるので、芸術家だから柔軟な志向性なのか、柔軟にする努力をしてきたから志向性も柔軟になったのかは、確認できていないものの、頭の固い、頑固な人が指を柔らかくストレッチしていくことにより、志向性を柔らかくしていけるものであると考えております。
但し、無理やり関節を反らせて矯正していくような無理な力のかけ方を続けると、関節が緩んでケガに繋がりやすくなったり、変形して逆に運勢を下げてしまいますので、ご注意ください。





★手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
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