ハロウィンは魔女たちのお正月

日本でもとてもポピュラーになったお祭り「ハロウィン」がもうすぐやってきます。

ハロウィン・別名ソーウィンはもともと古代ケルトの収穫祭が起源と言われ、魔女のサバトとしても有名なイベントで、いわゆる大晦日からお正月に相当します。

魔女たちは1年の終わりを10月31日として、その夜に大切な人たちの霊を迎え火を灯して偲ぶのです。
加えて秋は実りの季節。死者の霊を迎えるという点ではお彼岸やお盆に似ているソーウィンですが、豊穣を祝って儀式をし、宴で美味しいものを食べるという所は、1年を振り返って祝い料理を頂くという日本のお正月にもやっぱり近いように思います。

今でも名残はありますが、もともと日本は自然の神様をとても大切にする民族でもありました。
そういう意味では、今も残る季節の行事は魔女が大切にする自然信仰に近いのかもしれません。

新月のハロウィンにアファメーションしてみよう

2016年今年のハロウィンは蠍座の新月にあたります。
新月の日は、「浄化」「デトックス」などに効果を発揮すると言われています。
禁煙なども新月から始めると禁断症状が出にくいそうですよ。

また、この日に自分がやりたいことを具体的にのべた願いごと「アファメーション」という誓いを立てると叶いやすいので、是非行ってみてくださいね。
新月は10月31日2時38分に起こりますので、朝一番に誓いを立てるといいでしょう。

願い事のルールは、蠍座のカテゴリーである「深い絆の成就・しがらみからの解放・金銭運」に関することと、前向きで具体的であればあるほど良いということです。

身体を温める野菜「カボチャ」

さて、では今回のレシピはハロウィンでおなじみカボチャのレシピです。

皮の青いニホンカボチャは戦国時代にポルトガル船によって伝わってきたものとされていますが、食生活の変化などにより現在主流なのはセイヨウカボチャ。

ウリ科の野菜は身体を冷やす食べ物とされていますが、カボチャはその中では珍しく身体を温めてくれる野菜です。

風邪やインフルエンザにも効果的なビタミン類などの抗酸化物質を含んでいますので、これからの季節には積極的に摂取していきましょう。

占星術×料理の素敵なマリアージュ
『魔女のサバト「Samhain(ハロウィン)」を祝うカボチャとクリームチーズの春巻き』を作ってみましょう

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材料:
カボチャ4分の1、クリームチーズ40g、春巻きの皮5枚、クミンシード適宜、水溶き小麦粉少々、その他ハムやウインナー、ベーコンをお好みで、揚げ油適宜

作り方:
カボチャを蒸してざっくりつぶしてクリームチーズと和える。
クミンシードも一緒に混ぜておく。
(肉類を混ぜる場合は刻んでここで一緒に入れる。)
春巻きの皮に具をのせて包み、水溶き小麦粉で止める。
フライパンに多めに油を注いで、低温でじっくり揚げて両面きつね色になったら出来上がり。

占星術ではカボチャは月の食べ物で、クミンというハーブは蠍座の支配になると言われています。
くしくもハロウィンの日は蠍座の新月。

このレシピであなたの願い事を是非強化してみてくださいね!

【お知らせ!】

11月23日の文学フリマ東京会場にて、「魔女の手」というサークルで本を出す運びとなりました。
http://handderhexe.seesaa.net/
3人の魔女が集まってつくった生活の知恵本です。
月村はレシピとコラムで参加しています。
お時間ございましたら是非お手に取ってご覧ください。

詳しくは月村きのホームページにて「魔女の手特設サイト」をご覧ください。



WRITTEN BY 月村 きの

月村 きの
占星料理研究家 &竈の魔女 月村 きの 占星術・タロットは幼い頃より身近な存在で、独学で...