「盛り塩」のやり方と風水との関係性
盛り塩は伝統的な中国風水にはない概念です。日本独自のものだといえますが、その歴史はとても古いものがあります。盛り塩が持つ意味や由来について見ていきましょう。また、風水ではどう扱っていくべきかについてもお教えします。
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そもそも、盛り塩をする意味
塩は古来より、人間の生活に無くてはならないものでした。食用としての意味合いや地域によっては貨幣の代わりとして使われていたのです。また昔から塩には浄化力や殺菌力があることも知られていました。
塩は神聖なものとしてさまざまな国の儀式で用いられてきた側面があります。古事記では海水を使って禊祓い(みそぎはらい)を行った記述もあります。塩は海からとれることから豊穣や清浄といった意味合いもあるのです。単に穢れを払うだけではなく、生命を宿すといった云われもあります。
日本では商家が客足を止めるために盛り塩を始めたといわれており、他にも神社で「立砂」と呼ばれる円錐形に盛った清め砂に由来するともいわれています。
盛り塩の具体的なやり方
盛り塩を具体的に行う方法について見ていきましょう。塩として用いるものは、天然の粗塩を使い、小皿などに10グラム程度乗せます。円錐形にしなくても大丈夫で、週に1度くらいの割合で取り替えていきましょう。交換後の塩は悪い気が溜まっているので、すぐに処分するように心がけてください。置き場所としては玄関や家の敷地の入り口、凶とされる方位や水場などです。湿気が多い場所に盛る場合は、わりと頻繁に取り替えるようにしてみましょう。
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風水と盛り塩の関係
風水の視点から見れば、盛り塩は悪い気を浄化するアイテムとして見ることができます。したがって、悪い方角に塩を盛ることによってその場所を浄化していきましょう。風水でいうところの「陰の気」が強い場所は要注意だといえます。
盛り塩をして、それほど経たないうちに湿気でカチカチになってしまうような場所は、風水的には良くない場所だといえます。盛り塩を行うのとあわせて、風通しを良くしたりしてできるだけ湿気を溜め込まないことが大切です。
何だか最近調子が良くないという時には、盛り塩は手軽にできるので試してみるといいでしょう。盛り塩で使った塩は外に撒いて、盛っていた小皿は割って捨てるようにしてみてください。ずっと盛り塩を続けるわけにもいかないので、住環境や生活まわりを見直していく視点も持ってみましょう。
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