ゴールデンウィークが明けてから、好きな人の調子が悪いみたい。

なんだかだるそうにしているし、仕事に対してもやる気が出ない様子……。

こんなときは、「頑張って」って言った方がいいのかな?

それとも、「無理しないで」の方がうれしいのかな?

新しい環境での緊張が解けて疲れが出てきたり、連休で生活リズムが乱れてしまい、やる気が出なくなってしまうのが五月病です。

仕事を頑張りたくてもやる気が出ないとき、どんな言葉をかければいいのでしょうか?

今回は、好きな人が五月病にかかってしまったときの対策をお伝えします。
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出展:無料写真素材写真AC

頑張って VS 無理しないで……喜ばれるのはどっち!?

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好きな人の体調が悪そうなときや、仕事に対するモチベーションが上がっていないとき、何か言葉をかけたいと感じますよね。

「頑張って」と「無理しないで」は、そんなときにかける代表的な言葉です。

ところが、五月病で苦しんでいるときは、これらの言葉にムッとすることもあるんです。

どちらの言葉が良くて、どちらかがダメというわけではなく、大切なのは相手が置かれている状況をしっかりと見極めること。

たとえば、仕事が山積みだけどやる気が出ないときに、「今は無理をしないで、パーッと飲みにいこう」と言われると、「わかってくれていない」と感じてしまいます。

一方、身体はだるいけれど頑張って仕事に取りかかっているときに、「頑張ってるね。だけど、あまり無理しないでね」と言われると、グッとくるものです。

このように、相手の状況からうれしい言葉を見極めることが大事です。

・小さなお願いでやる気を出させる

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同じ職場の彼やパートナーが五月病にかかってしまったときは、小さなお願いをするといいですよ。

これは、心理学でいう「行動療法」のひとつで、やる気がない状態であっても小さなことを達成することでスイッチが入り、もっと大きなことをしたくなってくるというものです。

職場だったら、「前の会議だけの資料をまとめる」というように、限定するのがおすすめです。

すでに付き合っているパートナーであれば、「○○っていうお店に今度行きたいから、営業時間と電話番号をメールで送って」という程度の用事を頼みましょう。

彼がお願いをきいてくれたら、たとえ小さなことでも笑顔でお礼を伝えるのもポイントです。

すると、「この仕事もついでにしましょうか?」とか、「行きたいお店だったら、予約をしておこうか?」というように、自主的に動いてくれるようになります。

・プレッシャーを感じているときこそ、話を聴いてあげる

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人間は適度なストレスやプレッシャーがある状態の方が、パフォーマンスが上がるといわれています。

好きな人がプレッシャーを感じながらも仕事に取り組み、少しやる気を取り戻したあたりで、話を聴いてあげるといいでしょう。

そのとき、「もっとこうした方がいいんじゃない?」とアドバイスをするのはNG。せっかくやる気が出てきたのに水をさされたと感じてしまうからです。

興味を持って彼の話を聴いた後に、「仕事が楽しいみたいだね」や「いい感じだね!」というように、モチベーションが上がるような言葉がけをすれば、五月病から脱出できそうです。

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WRITTEN BY 谷本 由紀

谷本 由紀
心理カウンセラー/マインドフルネスインストラクター 20代は恋愛心理学や占い、モテテクニックの研究...