《お悩み》
Iさん　31歳

出典：ぱくたそ

結婚相談所でお見合いをした人と、何度か食事に行きました。
31代後半の公務員で、高学歴で収入も良いです。
性格も真面目なのですが、好みの顔ではありません。
そのうち慣れるのかもしれませんが、迷っているうちに結婚まで進んだらどうしよう……と不安です。

ご相談ありがとうございます。

Iさんの気持ち、とても良くわかります。
これは婚活をしている女性ならではの悩みだと思います。

ところで、Iさんが男性とお付き合いをするときの決め手は、どんなところでしょうか？
相談のメールには相手の年齢、職業、高学歴、高収入、真面目な性格であることが書かれていました。
つまり、これらの条件を重視しているということですよね。
条件をクリアしているにも関わらず悩んでいるということは、それと同じくらい顔も大事だと思っているんじゃないでしょうか？

むしろ、こんなに条件がそろっているのに、顔のことで悩んでいるということは……

顔　＞　年齢、職業、学歴、収入、性格

なのかもしれません。

だけど、「条件がいいから手放したくない」と思っているんですよね。
打算が働くのが婚活なので、そんな風に思う自分を責めなくていいですよ。
だから、まずは正直な自分の気持ちを認めましょう。

ところで、あなたは今までの恋愛で、好みの顔の人と付き合ってきましたか？
どストライクの人に出会って、ひと目惚れしたこともあるかもしれません。
最初は好みではなかったけれど、内面の良さを知った途端に顔もかっこよく見えてきたり、押しの強さに負けて好みの顔じゃない人と付き合ったりしたことはないですか？

せっかく条件がいい相手が見つかったのだから、妥協しなきゃダメだなんて言うつもりはありません。
だって、その人の顔をこれからずっと見て過ごすわけですから。

この間、仲人さんがこんなことを言っていました。
「お見合いは条件から入るけど、最終的には恋愛だから」って。

だからこそ、あなたの恋がどんなときに始まるのかが重要なのです。
たとえば、仕事を頑張っている姿に魅力を感じるとか、自分を大事に扱ってくれたらキュンとするという場合は、顔が好みではなくても素敵だと感じているはずです。

それでもわからないときは、あと10㎝ほど彼に近づいてみるといいですよ。
今までよりも近い距離で顔を見たときに、自分の本心がわかりそうです。
キスされそうになって思わず拒絶してしまう……なんてこともあるかもしれません。

頭で考えてもわからないようなら、会うたびに距離を縮めてみるのもアリですよ。

《今日の教訓》
あと10㎝近づけば、自分の本心がわかる！

辛口婚活相談：婚活女史ユノ