・メッセージのやりとりでは、50%しか伝わらない!?


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メールでのコミュニケーションを検証した実験があります。
実験協力者のグループに、食べ物や車、デート、映画などの10の話題に関して文章を作成してもらいます。
さらに、真面目な文章と皮肉を込めた文章の2パターンを作成し、メールまたは電話で別の人に伝えてもらいました。
その結果、メールで文章を送った場合は約55%、電話で伝えた場合は約70%の正確さで相手に伝わっていることがわかりました。
つまり、メッセージアプリやメールなどの文章では、言いたいことが半分程度しか相手に伝わっていないということです。





・すれ違ったままコミュニケーションが進んでしまう理由

実験後、発信者(実験協力者)と受信者に対して、こんな質問をしました。
発信者に対して、「どの程度、正確に自分の意思が相手に伝わっていると思うか?」と尋ねると、80%程度は伝わっているという回答でした。
一方、受信者に、「発信者の意図をどれくらい正確に理解できたと思うか?」と尋ねたら、90%程度は正しく理解できていると答えました。
このことから、実際は相手が伝えたいことを50%程度しか理解していなくても、「自分の解釈は正しい」と思ったままコミュニケーションが続くことがわかります。

・正しく伝わるコミュニケーションをとる方法


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こういったすれ違いが起こるのは、自分を基準にして相手を見てしまうからです。
たとえば、あなたが好きな男性に対して、「今度、飲みに行こうよ!」とメッセージを送り、「行きたいね」と返ってきたとします。
そのままメッセージのやりとりを続ければ、食事に行ける可能性は高いはず……
ところが、「行きたいね」という返事に対して、「あまり乗り気じゃないのかな?」とか「本当に行く気があったら、空いている日を教えてくれるはず」と考えてしまい、テンションが下がってしまうこと、ありませんか?
これは、自分が好きな人から食事に誘われたときの返事とは違うからなんです。
人間は、「自分だったら◯◯するから、相手も◯◯するはず」というように考えてしまいがちです。
こういった誤解が起こらないようにするには、できるだけ正しく自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを汲み取れる状況でコミュニケーションをとることです。

お互いの表情や声の調子などから気持ちを汲み取り、誤解があるとわかったときは即座に訂正できる状況……それは、会って話すこと。
大事なことは会って伝えたほうが、恋愛もスムーズに発展しそうですね。





恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀

WRITTEN BY 美濃部 由紀

美濃部 由紀
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