職場の先輩や気になる人が問題を抱えているとき、「役に立ちたい!」と感じますよね。

だけど、ちょっと待って!

男性は自分で問題を解決したいという思いが強く、上から目線のアドバイスを嫌います。
どんなに良いアドバイスでも、「そんなこと言われたくない」と拒絶されちゃったら、元も子もないですよね……。

そこで今回は、相手が自分で解決できるように導く方法をお伝えします。

・相談相手になるためのベース作り

男性は悩みを誰にでも打ち明けるわけではありません。
ですから、「この人ならわかってくれそう」と感じてもらえる存在を目指しましょう。

まずは、その人が頑張っているのを褒めることから始めるといいですね。

ただ、「褒める」という行為が上から目線だと思われることもあるので、具体的な事実を伝えるのがポイントです。

(例)「こんな時間まで残業していたの!? お疲れさま」
   「あなたのこと面倒見がいい人だって、○○さんが言っていたよ」

こうして、「あなたのことをちゃんと見てますよ」ということを相手にわかってもらったうえで、「話だったらいつでも聴くから、無理しないでね」とサラッと伝えましょう。

すると、悩んだときにあなたを頼ってくれることもありそうですよ。

・問題を解決に導く「おうむ返し」とは?

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頭の中で考えていることを言葉にすると、問題が整理されます。

ですから、キーワードとなる言葉を繰り返すことで、さらに問題点が明確化したり、思考がクリアになったりします。

その繰り返しが、「おうむ返し」です。

心理学では、「バックトラック」といいます。

ただし、何でも繰り返せばいいというわけではありません。

繰り返すポイントは、「事実」と「感情」です。

たとえば、仕事のことで悩んでいたら……

男性「上司の気分で言うことが変わるから、振り回されちゃうんだよ……」

あなた「えーっ、気分で言うことが変わるんだ。それは大変だね」

男性「そうそう。指示された通りにしたのに、『そんなこと言ってない』って怒鳴られて」

あなた「そうなんだ」(※すべて繰り返さなくてOK)

男性「あきれて言い返す元気も出なかったよ」

あなた「それは、あきれちゃうよね」

男性「そうなんだよ。だけど、このままじゃダメだと思ってるんだよね……」

あなた「そうなんだ。何か変えていこうと思っているんだね」

というように会話が展開していきます。

・アドバイスではなくアシストしよう!

最後は、相手が言いたいことを違う表現に変えて先をうながすというテクニックを使いましたが、基本的にはポイントをおうむ返しすることで話が展開していきますよ。

相手が自分で問題の解決策を考えられるようにアシストをすれば、上から目線にならない相談相手になれるので、ぜひ試してみてくださいね。



WRITTEN BY 美濃部 由紀

美濃部 由紀
心理カウンセラー 日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。 ストレスで心身のバランス...