好きな人をデートに誘いたいけれど、OKをしてくれるかどうか心配。
でも、このままでは何も始まらない!
そんなときは、こんな会話テクニックを使いましょう!
今回は、相手から「YES」を引き出す心理テクニックをお伝えします。

・「YES」を繰り返させて、デートの約束をしよう!


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相手に「YES」と言わせる心理テクニックに、「YESセット話法」というものがあります。
これは、相手が「はい」と言うような質問や言葉がけを繰り返してから本題に入ると、受け入れてもらいやすいというテクニックです。
たとえば、こんな風にデートに誘うのはいかがでしょう?

《例》
女「今朝は、涼しかったね」
男「そうだね」
女「秋が来たって感じだよね」
男「うん、そうだね」
女「秋といえば、食欲の秋!」
男「たしかに」
女「魚がおいしいお店を見つけたんだけど行かない?」
男「いいね」

というように、「YES」が続くと、その流れでデートの誘いにも「YES」と言ってしまうというわけです。
それほど乗り気ではなくても、今まで「YES」で返していたのに、急に「NO!」とハッキリと意思表示をするのは難しいもの。
「うーん、そうだなぁー」というような反応の場合は、「みんなで行くのもいいよね」や「魚とお肉、どちらが好き?」というように、あなたの誘いを前向きに考えられるように会話を展開していくといいでしょう。





・YESを引き出す「クローズドクエスチョン」を強化する

YESセット話法を使うときは、相手がYESかNOで答えられる質問や言葉がけをすることが大事です。

YESかNOで答えられる質問を、「クローズドクエスチョン」といいます。
反対に、「好きな食べ物は何?」というように、相手が自由に答えられる質問を「オープンクエスチョン」といいます。
ここでは、相手に意見を求めるとYESセットが使えなくなってしまうので、相手が「YES」と言いそうな質問を繰り返す必要があります。
ただし、日本酒が好きな相手からYESを引き出そうとして、「日本酒っておいしいよね」と言ったときに、「そうそう、最近ハマっているのは~」というように、相手が話し始めることもあるでしょう。
そのときは、YESセット話法にこだわらずに聴き役になってください。
相手が日本酒の良さを熱く語った後に、「そんなにおいしいなら、連れていってほしいな」と言えば、デートの約束がとりつけられますよ。

・あまのじゃくな相手には、「NO」を使う


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あなたが気になっている人が、「でも、それは~」というように否定的な言い方をする傾向がある場合は、YESを引き出すのが難しくなります。
そんなときは、あえて「NO」を引き出してみましょう!
たとえば、「忙しそうだから、食事に行くヒマなんてないよね?」と、あえて否定型でたずねれば、「そんなことないよ」と否定で返すはずです。
そうすれば、「そうなの? 魚がおいしいお店があるんだけど、一緒にどうかな。魚は嫌い?」と、さらに否定型で質問してみれば、「いや、そんなことないけど……」というように、NOを引き出すことでデート誘いやすくなりますよ。

ぜひ、好きな人を誘いたいときに使ってみてくださいね。





恋愛心理カウンセラー:美濃部由紀

WRITTEN BY 谷本 由紀

谷本 由紀
心理カウンセラー/マインドフルネスインストラクター 20代は恋愛心理学や占い、モテテクニックの研究...