サスティナブルな未来を美味しく創造する「LAPAZ（ラパス）」
食とファッション、流行の発信基地である青山・表参道は、最新のヴィーガン、オーガニックなレストランが多くあります。
その中でも安心、安全で、美味しくてパワフルな「ヴィーガン」と「オーガニック」料理を、自分たちの感性やスタイルで提供することをミッションとするカフェがあります。
家庭菜園ベジタリアンたっくんＫＴの「ベジで食べ歩こう」☆第25回でご紹介するのは、sustainable（サスティナブル）な未来を美味しく創造する「ORGANIC TABLE BY LAPAZ（ラパス）」です！
外苑前駅から徒歩6分の、南青山三丁目交差点から外苑西通りを北へ行ったところにあるオーガニックレストラン。
今回ご紹介するLAPAZ（ラパス）では、安心、安全で、美味しくてパワフルな「ヴィーガン」と「オーガニック」料理を、自分たちの感性やスタイルで提供することをミッションとしているそうです。
・信頼する生産者のオーガニック食材を使う
・化学調味料をつかわない。
・食べる人を想い、丁寧に調理して、料理を提供する。
そんな信条を持って、食を通じて未来を少しでも楽しくしたいと考えていらっしゃるお店です。
●2017年、オールヴィーガンメニューのカフェに転身した「LAPAZ（ラパス）」
こちらLAPAZは、2011年にOPENし、2017年に入って全メニューVegan(純植物性)のカフェに変わりました。
2月に入って新しく、Veganバーガーやレアチーズケーキ、アップルクランブルなどのスイーツメニューも加わりました。夜はさまざまなオーガニックワインなども楽しめる、カジュアルで使い勝手抜群のカフェです。
オーガニックなだけでなく、多様な美味しさヘルシーさがどんどん増している模様。今後注目していきたいお店ですよ。
◆こちらをいただきました！
・レンズ豆のヴィーガンカレー 1,200円
レンズ豆がたっぷり入った、10種のオリジナルスパイス+カシューナッツミルクの入ったカレー。オーガニック野菜と玄米でいただけます。
色はグリーンでスパイスがたっぷりだけど、辛くなくてとってもマイルドな一品。
ごろごろオーガニック野菜が載ってて、やわらかくゆでられたレンズ豆入りのカレーは食感も最高。
この日のセットスープはカリフラワーとじゃがいものあったかいスープ。絶品でした。
・Tofuコロッケ定食 1,000円
豆腐とソイミートの自家製コロッケ。3種類の自家製ソース（照り焼きソース、ソイマヨネーズ、ケチャップ）付きです。
豆腐と言ってあなどれない、ちょうどよい揚がり具合のサクサクコロッケ。ソースは個性の違うものがそれぞれたっぷりな量ついてきます。全種類少しずつ楽しむことも、どれか1種類を充分堪能することも可。
こちらもオーガニック野菜と玄米でいただけます。スープもセットで付きます。
・セットドリンク 100円 (おトク！！)
オーガニックコーヒーとオーガニックのアールグレイをいただきました。
各テーブルには、リンゴとレモンの入ったお水が自由に飲めるよう置いてありました。こういうところもいいですね！
●サスティナブルな未来のために一軒の飲食店ができること
お店のサイトにある紹介文の中に、こんな一節がありました。
「大それた事はできませんが、一軒の飲食店としてsustainable(サスティナブル)な未来の地球の為に小さなことから取り組んでいます。
Vegan(ヴィーガン）、Organic（オーガニック）は他者を思いやる心を持つこと。
食材をできる限り無駄にしない事。過剰な包装をしないこと」
サスティナブルの意味は「持続可能であるさま」。特に、地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発などについていいます。
(出典：デジタル大辞泉)
最近ではエコやスローライフなどが話題となり、オーガニックなライフスタイルを送る人々の間でも、持続可能な社会づくりは大きな目標の一つとなっています。
戦後もてはやされるようになった、効率よく生産性を求める大量生産の風潮は、自然のゆるやかな流れから離れていってしまいました。
食の分野においても、農薬を使った栽培、大規模な森林伐採などの自然破壊などは永続的に続けられるようなものではなく、今後ずっと続いていく人間の営みの中でいずれ解決策を考える必要があるでしょう。
また、わずか39％しかない日本の自給率。もし国際的な問題などが起こったら、10人中6人は食べられなくなるわけです。
サスティナブル、つまり持続可能であるさまな社会づくりは、実は地球にとっても、社会にとっても、みなさんにとっても大きな課題。
そんなところから、LAPAZでも一軒の飲食店からできることを発信してくれています。
懸命に手作業でいい野菜を提供している小さな有機農家などは、大量生産の野菜に価格では勝てません。
それでも食料自給率を100％に戻していこうと頑張っている方々がいます。
ひとりひとり国産の野菜・地元の野菜を使っていくことから、自分の身の回りの自給率を高めていくのも良いですね。
子供たち、またその先の子供たちにも続いていく社会を作っていくのがサスティナブル。
いい未来を残していくことは、現在に生きる人間の役割です。
LAPAZの食事は未来の次世代をも見据えた食事なんですね。
【お店データ】
LAPAZ（ラパス）
http://www.lapaz-tokyo.com/
営業： 11:00～19:00 月曜休
住所： 東京都渋谷区神宮前3-38-11 原宿ニューロイヤルビル1F15号
電話： 03-6438-9624
最寄駅:東京メトロ銀座線「外苑前」駅 6分、東京メトロ各線「表参道」駅 11分
地図：お店のサイトより
http://www.lapaz-tokyo.com/pages/353897/page_201603021909
