家庭菜園の醍醐味、パワーが循環する「土」に触れて癒されよう
なかなか食べ歩きできない今日この頃、今回も家庭菜園の楽しみをお話したいと思います。
今回は、家庭菜園の中でも土の持つ癒しのパワーに注目してみます!
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家庭菜園の醍醐味、パワーが循環する「土」に触れて癒されよう
出典: 写真AC
なかなか食べ歩きできない今日この頃、今回も家庭菜園の楽しみをお話したいと思います。
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完熟のおいしさが楽しめる
photo by たっくんKT
家庭菜園で作るお野菜、スーパーなどで買うものとくらべてすごく良いことと言えば、「完熟」で食べられることです。
ちょうどよく店頭に並ぶよう青いまま収穫されて、流通の中で赤くなっていくトマトなどと違い、家庭菜園なら真っ赤に「樹上完熟」した味の濃いものが食べられます。一番栄養も美味しさも詰まってる。これは家庭菜園ならではの醍醐味ですね。
でもうっかりして食べる時期を逃してしまうと、腐らせてしまうので注意が必要です。
私たちに最初に畑を教えてくれた方は、よく取り立ての枝豆を、畑にコンロと鍋を持ち込み、その場でゆでてビール片手に食べるそうです。格段に味が違うそうです。それ絶対おいしいでしょっ!って思いますよねー。
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グリーンカーテンで涼しさ+美味しさも
我が家はメゾネットタイプの二階建てで、南に面したところでグリーンカーテンを作ってます。ネットを高く張って、そこにキュウリだったりインゲン豆だったりゴーヤだったり、ツルが這っていくように育てます。すると大きく育った葉っぱが自然のカーテンの役割をしてくれます。
photo by たっくんKT
できる場所が2か所あるんですが、ゴーヤ以外は同じ場所で連作できないので、1年ごとにローテーションで作っています。
窓から外を見れば、花がついて、小さな実がついて、大きくなっていく様を見守る日々が楽しくなる。目につくから収穫の時期も逃しにくい。
夏はこれで、実際に体感温度も下がるし気分的にも涼しげ。うまく実がつけば、収穫できる頃には毎日のように採れます。
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土は癒す
photo by たっくんKT
緑や花は、こころを癒してくれます
のんびり眺めてるだけで幸せ
その根元にある土
畑や菜園を長年育ててきた土にも癒しは感じられます
1グラムの土の中には何億とも言われる土壌微生物が住んでいて、生物や枯れ草、落ち葉などを分解し、植物を育てるさまざまな養分を生みます。作物を通じて人や動物にも多くの栄養をもたらしてくれます。
豆科の作物は、やせている土でも育ち、土を強くしてくれるそうです。作物もまた、新しく土を作っていきます。
そんなふうに循環している土は、やわらかくて手に取るとふかふかしています。
photo by たっくんKT
土に触れることができる、これも家庭菜園ならでは。都会に住んでいるとなかなか触れる機会はないですよね。
たくさんの作物を育ててきた畑の土などは、さわっただけでカラダの中の悪いものを出してくれているようで、ヒーリングの効果を感じます。体の中のもやもやを急激に吸い取ってくれる感じがします。フワッとやわらかく、デトックスしてくれる気がします。
作物が土に還り、また再生する。そんな循環を、土に触れたとき体感できる気がします。砂風呂って入ったことないですが、感覚的には近そうかな。
癒されたいときのために家庭菜園。そういうのもありかな。
ここまで書いているのはオーガニックでやっている畑や菜園の土のお話。
農薬を使っている畑の土って触ったことがない(記憶にある範囲では)のですが、どうなんでしょうね。まったく違う印象を受けると思います。
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ノーベル賞に繋がった土のお話
土壌微生物から、医療で使う抗生物質が生まれたりもします。
北里大特別名誉教授の大村智先生グループは、静岡県にあるゴルフコースの土にすむ放線菌を調べ、菌が出す物質からアフリカの人たちを苦しめるオンコセルカ感染症という病気を治す薬を開発されました。この発見は2億人を救ったと言われ、2015年のノーベル医学・生理学賞の受賞に繋がりました。
家庭菜園の話からだいぶ脱線しましたが、土にまつわるお話でした。前回、人の住むまわりには薬になる植物が生えるといったことを書きましたが、遠い異国の地の病気も治すってすごい話です。
家庭菜園ベジタリアン:たっくんKT。