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無数の欠片に手を伸ばすと、探し求めていた答えがある ~数秘術で2月の世の中を見る~

こんにちは。タロット占い師の やた なたろう です。
2021年が始まって約1ヶ月と時間が過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか。
良いことも、そうでないことも、いつか先の未来で振り返った時、きっと懐かしい思い出になりますので、1日1日を少しでも大切に過ごしたくなりますよね。
皆様にとって今年もより素晴らしい1年となりますようお祈りしております。

さっそくですが、2月の世の中や漂う空気、人の心の動きについて、数秘術で見ていこうと思います。

出典: Pixabay

外側より内側。自分の心に向き合う人が続出？

まず、数秘術では1～9の数字を1つのサイクル(周期)として見ていて、自分だけでなく、特定の人物や年月日の運勢・テーマ・与える影響や課題を知ることができます。

そして、2月の世の中全体を覗いてみると「7」の月。
外側の世界や人々を横目に、自分の内側の奥深くへと独り静かに旅するような。夜明け前の一段と暗い空に、一筋の希望と可能性を求める時。

この「7」という数字には、【内省・孤独・探求心・忍耐】などといった意味が込められています。これまでやってきたことや進めてきたものの見直し、手段・方針を振り返ることが度々起きるでしょう。
また、ちょっと忍耐を強いられたり、思うように動けない出来事も起こる兆しも。

それはコロナに関することだけでなく、人の心の在り方に対しても言えること。これまで以上におひとりさまの時間が増え、その時間に向けて必要なものを1つずつ見極めていく。自分が本当はどうしたいのか？に焦点を当て、心が求めるものの答えがハッキリ見えてくる。ずっと迷っていたこと、これからの人生のテーマが決まること。そして、情報となる媒体から距離を置く人も増えていくことが。

SNSやテレビで流れてくる情報は手軽で便利ですが、それは自分にとって本当に欲しい情報なのか？そうでないものか？と考え、選定してから受け取っていくような。情報収集は必要最低限に抑える傾向になるということです。

対人面ないし物事との関りにおいても、ZOOMやテレビ電話といったオンラインでの交流・在宅ワークは継続されるものの、実生活では1人(または身内や親しい人)と過ごす時間の方が色濃くなるでしょう。

だからこそ、心と心の繋がりに目を向けたり、より一層安心できる居心地のよい空間にしたいと、自らD.I.Y.をはじめる人も増えていくかもしれませんね。
気付いたらD.I.Y.の道具や材料にまでこだわって揃えていた、詳しくなっていた、なんてことも。

これについては「7」の持つ性質の影響もあるのですが、1つは、何かをとことん極めたくなる意欲が湧いてくるため。もう1つは、普段よりちょっと疑い深さや警戒心が強くなるので、「その情報の根拠は？ちゃんと裏付けたデータなの？」と。鵜呑みにすることはなく、正しさや真実を自分の手で探し、納得のいく形で答えに辿り着くためです。

でも、決して悪いことではないのですよ。
それだけ1人1人が慎重かつ冷静な姿勢でいられるということですし、これからの生き方を改めてじっくり向き合った分、自分の軸がブレることはまずありません。結果的に望む未来へと着実に、大きく進んでいけるのです。

出典: Pixabay

休息と、抑えきれない好奇心に心が躍る

ちなみにですが、人によってはこれまでの疲れがあらわれやすく、ストレスによる心身の不調が出る可能性も。「ちょっと普段と違うかも？」とか、「心当たりはないけど、やけに疲れるんだよなぁ…」と感じた時は、とりあえず一旦休みましょう。たっぷり休息時間や好きなことに没頭する機会を設けることを最優先に。考えごとや頑張ることは、元気になってからでも遅くはありませんので。

また、自分の好奇心を満たすために必要だと感じた場合、専門分野の勉強、資格取得、趣味・好きなものに徹底的に集中してみるのもよいでしょう。
結果的にそこで学び得たものというのは、知識や技術だけでなく、これまで到達できなかった場所に進むことができたり、知らなかった部分や気づかなかった大切なものに出会えますよ。

2月もあなたにとって、より充実した日々となりますように。

タロット占い師：やた なたろう