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■結婚線は掌紋医学では「生殖器系・泌尿器系」の線です

女性の方は特に「結婚線」について、雑誌などでも気にしてみることが多いことと思いますが、以前、「誰でも気になる!【手相】結婚線の本当の意味」で、結婚線だけで結婚時期や再婚、離婚などを観てはいけないという記事を書きました。


出典:花岡正人

手相学では、結婚線は結婚や出産、離婚、別居、再婚などを観る線として扱われることが多いですが、中国より昔から伝わる「掌紋医学」としての「結婚線」は「性線」という名前で知られ、生殖器系や泌尿器系の機能や強さを観たり、健康状態、性欲・精力を観る線となっています。
では、「結婚線=性線」は、どのような見方をするのでしょうか?
その意味と見方をお話ししていきます。





■結婚線は長すぎても短すぎても、生殖器・泌尿器の機能低下を示します

健康体の方は、2,3本の性線を持っていて、少ないと機能の弱さを示し、多すぎると機能の過剰酷使を意味します。

性線は結婚線のように、下に垂れ下がったり、二股になったりすると、離婚や別れを示すというようなことはありませんが、真っすぐで乱れの無い水平な美しくはっきり見える線が健康な生殖器系・泌尿器系機能となります。

では、本数や長さについて標準ではない4タイプを例にして記載します。

●性線(結婚線)が無い、短い、薄い
【機能が弱いことを意味しています】

① 性線が無い人やあっても薄かったり、短かったりして目立たない線となっている場合、生殖器系や泌尿器系の機能が弱い体質であることを示しています。
その結果、ホルモンバランスも崩れやすく、精力も弱い体質となり、結婚線の見方となる、「結婚に興味がない」「性欲がない」⇒「結婚しない」という繋がりとなっています。
② 生殖器系や泌尿器系の機能が弱いため、女性では「不妊症」になりやすい体質で、男性では、「精子の少なさ、インポテンツ」などの機能低下となりやすい傾向です。

●性線(結婚線)が長すぎる、二重感情線のように見える
【機能が強すぎて炎症が起きやすいことを意味しています】

① 占いとして結婚線は長いほど吉相となりますが(下がったりする例外の場合もあります)、掌紋医学の性線としての観かたでは生殖器系や泌尿器系の機能が過剰に働いている状態で、炎症が起きやすい体質を表します。
過剰なエネルギーが出ているので精力は強く、性欲も強く現れやすいです。
② 生殖器系や泌尿器系に炎症が起きやすいため、「膀胱炎、腎炎、前立腺炎、子宮内膜症」などになりやすい状態です。
また、泌尿器系や腎臓の機能は、東洋医学の概念でも耳との繋がりが強く、耳鳴りや聴力障害などの原因になることもあります。
③ 長い結婚線と間違えやすいのが、二重感情線と言われる感情線の上にもう一本感情線がある線です。
手相学では「二倍の感情の豊かさを持つ」というような良い意味となりますが、掌紋医学では、肝臓の炎症に関わる線で、肝炎などの肝臓の弱り、アレルギーなどの過敏な反応による体質を表しています。

●細かい、性線(結婚線)が多い
【細かい炎症が重なった臓器の疲労を意味しています】

① 細かい性線が多く、それが薄く短い線が入り組んでいるほど、生殖器系、泌尿器系の度重なる炎症を疑います。
その結果、その臓器が疲労して、疾患に繋がることがあり、常に動いていないと落ち着かない活動的な人に多い見え方でもあります。
常にいろいろなことが気になってしまう体質なので、異性に対しても多情となりやすく、浮気っぽいという気質にもなるので、性欲も高い傾向になります。
しかし、気になってしまうことは、仕事や、趣味になる人もいるので、一概に浮気っぽくなるとは限りません。
② 長い性線同様、生殖器系や泌尿器系に炎症が起きやすいため、「膀胱炎、腎炎、前立腺炎、子宮内膜症」などになりやすい状態で、慢性的な疾患になっている可能性も示唆しています。

●性線(結婚線)を横切る線や上下に延びる線が多い
【炎症と血管の収縮により血流が乱れるような臓器の異変を意味します】

① 性線を縦に横切るような縦線や性線上の×印は障害線となり、場合により小指の下の縦線(財運線)も障害線となります。
性線の上下に出る線を「子供線、子宝線、生殖腺」などと言って、子宝の数や性別などを観る方法もありますが、掌紋医学では、この障害となる縦線となったり、雑線として血管の収縮を表す線となりやすいです。
その場合は、細かい多くの縦線が混在することが多く、上図のようなごちゃごちゃした印象の性線周りとなります。
② 本来多情を示す細かい線ですので、愛情表現は豊かになりますが、身体の不調により、性的欲求は抑えられる体質となりやすいです。
③ 色づきも悪くなったりしてくると、臓器の異変として現れてきている可能性があり、「腎不全、前立腺肥大、前立腺がん、膀胱がん、子宮筋腫・がん」などの疾患のリスクとなってきます。

■自分やパートナーの結婚線を見て体質を知っておく目安です

結婚線の結婚運を観る見方と同様に、この線だけで、生殖器能力や、精力を決めるものではありません。
あくまで、目安に過ぎないことを知った上で、自分やパートナーの性的能力や精力を確認して、今後の恋愛観、婚活、妊活などに活かせる意識の持ち方や計画を考えてみるのも自分を知る上で、良いきっかけや健康管理にもなります。





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手相セラピスト:花岡正人

WRITTEN BY 花岡正人

花岡正人
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