風水を構成する要素に「理気」というものがあります。理気は方位の吉凶を重視するため、方位自体が持つ吉凶と個人の生年月日から導かれる方位の吉凶を基本としています。それらを使って、住まいの方位・家具の向き・部屋のレイアウトなどを見ていくのです。そうした理気の基本を押さえていきましょう。

出典:無料画像素材写真AC

「南東・北西」が玄関にとって良い方角

理気において、玄関は最も重視される場所です。玄関は外からの気を運んでくる場所なので、そのあり方次第で運気が良くも悪くもなるからだといえます。したがって、ゴミや汚れをそのままにしておくと悪い気を招いてしまうことになり、知らず知らずのうちに運気を下げてしまうことになります。
玄関の位置として良いとされる方位は、「南東と北西」です。厳密には個人の本命卦によって多少異なりますが、この2つの方位はどんな本命卦の人でも良いとされています。ただ、すでに住んでいる家が凶の方位だった場合に、引っ越しやリフォームをするのは大変です。この場合には「化殺」と呼ばれる方法をとって、悪い気を浄化していきましょう。




玄関の周りを整えることで良い気を呼び込む

化殺の方法はいくつかありますが、基本的に手軽にできるものから試してみてください。たとえば、玄関にマットを敷くことによって外から入ってくる悪い気や身にまとった悪い気を落とすことができます。そして玄関が薄暗いと気分的にも、どんよりとしてしまうものです。照明を明るくして、観葉植物を置いてみましょう。風水では生き物の生命力を活かすことは良いとされているので、インテリアも兼ねて配置してみてください。また、脱ぎっぱなしの靴をそのままにしたり、ゴミを溜め込んでしまったりしてはいけません。できるだけ清潔で快適な空間を保つことが、良い運気を招く第一歩です。

出典:無料画像素材写真AC

「漏財宅」って何?

玄関まわりで気をつけておきたいことは、正面に窓や鏡を配置しないということです。特にマンションなどでは多い間取りですが、窓があるとせっかく外から良い気が入ってきても、すぐに素通りしてしまうことになります。玄関の正面に窓がある家のことを「漏財宅」と風水ではいっています。逆に一番理想的なのは、玄関を入ってすぐに壁がある家です。良い気は曲線を描いてゆっくりと入ってくるので、壁があることで部屋全体に良い気が巡るようになります。玄関正面に窓がある場合には、衝立やロールカーテンなどで塞いでみるようにしましょう。




WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...