一口に水晶といっても、豊富な種類が存在しています。用途や目的に応じて選ぶべきではありますが、何らかの基準というものが必要となるでしょう。水晶の種類や正しく見分けていく方法を見ていきます。自分に合った水晶をぜひ見つけてみましょう。


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水晶といっても、その種類はさまざま

水晶とは石英の結晶であり、ケイ素が高温状態でさらに高い圧力によって酸素と結びついたもののことを指します。一説では水晶が1ミリメートルできるまでには100万年という長い歳月がかかるようです。
色によって紫であればアメジスト、黄色であればシトリンのように違う名前でも呼ばれています。また、結晶の中に年輪のように小さな結晶が透けて見える「山入り結晶」や電気石と呼ばれる針のような鉱物が入った「針入り水晶」などもあります。

これらはただの水晶に比べて、強いパワーがあると考えてられています。さらに「右螺旋・左螺旋」といった違いもあり、右螺旋はプラスの気で左螺旋はマイナスの気を帯びているのです。
水晶は何も天然のものだけとも限らないものです。天然の水晶はとても高価であるため、「練り水晶」や「人工水晶」と呼ばれるものがあります。練り水晶は天然水晶のカケラや粉末を溶かして固めたものです。比較的安く手に入りますし、そもそも天然素材ですので問題はないです。人工水晶はその名の通り、人工的に作られたものですが実は専門家であっても、簡単には天然のものと見分けがつかないそうです。




水晶を正しく見分けていく方法

水晶を手に入れる時に気になるのは、それが「本物」かどうかということでしょう。ビー玉などのガラスを用意して見比べてみると違いが分かりやすいといえます。天然水晶の特徴としてはガラスと比べて比重が大きく、表面温度が低い点があげられます。また、結晶の面や線が見え、内包物があるといった点もあげられるでしょう。
特に分かりやすい点が屈折率の違いです。細い線や毛などを水晶越しに見ると二重に見えますが、ガラスではどの角度でも二重には見えません。

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自分に合った水晶の選び方

水晶は天然のものが一番力を発揮しますが、クリスタルガラスや人工のものでも代用は可能です。天然の水晶にこだわってしまうあまり、天然を謳った偽物をつかまされないように気をつけましょう。大きなものだとマイナスの気を多く含んでいる場合があるので、手ごろな大きさのものを選んでみるのがベストです。




 
<出典・参考文献>
・『パワーストーン 宝石の伝説と魔法の力』(草野巧著)2005・新紀元社
・『パワーストーンの教科書』(結城モイラ著)2015・新星出版社

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WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...