秋が深まってきて、朝起きるとお布団の温かさが心地よく、その心地よさから出るのが困難な季節になってきましたね。
朝、お布団の中で、「この幸せから出たくないな〜」って感じる人も多いことでしょう。
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私たちは「幸せになりたい」と思っていますが、

「あなたの幸せってどんなものですか?」

そう聞かれた時に、答えられない人って意外と多いのです。

○ 「あなたの幸せってどんなものですか?」

この質問にあなたは、なんて答えるでしょうか?

そう聞かれて、スラスラと出てくる人がいるとすれば、その方は幸せな感覚で生きていらっしゃるのではないかと思います。

自分の幸せが何かを知っていれば、それをすれば幸せを得られることを知っているのですから。

コーチングの大前提は、「答えは自分の内にある」です。

あなたの内にある答えを探してみてくださいね。

私の幸せって何だろう? と考え始めると、大抵は出てきません。

そのうち、「私、幸せだった時ってあったのだろうか」などと疑い始めるかもしれません。

何かすごいことを言わなければならないのではないか

こんなちっぽけなことを幸せと言ってもいいのだろうか

すごい体験をしていない私なんてダメだな

そんな声がどこからともなく聞こえてきたりして、あなたの幸せを思い出すのを妨げるかもしれません。

○ あなたの幸せは、あなた独自のもの

夕日や星空を眺めている時

美味しいものを食べている時

愛犬をわしゃわしゃ撫でている時

大好きな人と一緒にいる時

我が子と手をつないで歩いている時

大好きなアーティストのライブに行った時

などなど。

「え? そんなものでもいいのですか?」と聞かれることもありますが、それをあなたが幸せと感じているのなら、それでいいのです。

あなたの幸せは、あなた独自のものです。

誰一人として同じ人がいないように、どんな幸せなのか、何を幸せと感じるのかもあなただけのものです。ですから、人と比べても全く意味のないことです。

○ 入り口は体の感覚

「私の幸せってどんなものか?」を思い出すのに役に立つのは、体の感覚です。

体にはたくさんの記憶がつまっています。

私たちは、日常の中で体の感覚を感じるということを忘れてしまいがちです。

ですが、体の感覚は嘘をつきません。

1つでも、幸せと思うことが思い出せたとしたら、その時の体の感覚を思い出してみてください。

その感覚こそ、あなたの幸せです。

自分の体の感覚を感じることは、自分へと繋がる入り口です。

自分と繋がることができると、ほっとし、そこから幸せの感覚が広がるのを感じることができますか。

ああ、これか〜とわかれば、幸せはもっと身近なものになるのではないでしょうか。

この感覚に繋がることさえできれば、いつでも幸せでいることができます。

そして、それ自体が自分自身と繋がることになります。

体の感覚を入り口にたくさんの幸せを思い出してくださいね。

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WRITTEN BY 深井 沙織

深井 沙織
一卵性双生児で生まれたので、幼少期から「自分の存在とは何か?」ということに興味がありました。 人生...