2017年の最後は、おじいちゃん、おばあちゃんとの初詣の時、ぜひ寄ってみたい巣鴨の甘味処をご紹介いたします。
●ヘルシーで幸せな休息時間を「甘露七福神」で
photo by たっくんKT
JRの「巣鴨」駅から、あるいは路面電車を「庚申塚」で降りて、おばあちゃんの原宿の異名を持つ巣鴨の地蔵通り商店街を少し歩くと、とげぬき地蔵で有名な「高岩寺」があります。
甘露七福神はその裏手、すぐのところ。日本で初めてのマクロビオティック甘味処です。
甘いものは疲れたカラダと心のご褒美。なにより楽しく豊かな気持ちにしてくれます。明るく気さくな接客がうれしい甘露七福神。おもてなしの心を感じさせてくれるお店です。
◆こちらをいただきました!
・塩あんみつ 850円
photo by たっくんKT
お店の看板メニュー「塩あんみつ」は塩大福で有名な巣鴨ならではの特別オリジナル・メニュー。
甘すぎず、後味さっぱり、やさしいおいしさ。あんみつが苦手な私もおかわりしたいくらい。
甘味のいのち”あんこ”は有機北海道産の小豆を、甜菜糖は未精製のものを使用。
餡作り50年の職人が丹精を込めて作り上げた自慢の餡だそうです。深くて豊かな味わいが自慢。
アイスも求肥も手作りで、乳製品、卵を一切使わず、豆乳でつくりあげたものです。
杏、イチジクは無漂白、寒天は伊豆から取り寄せる伝統的な手作り素材というこだわりよう。
ミネラルを豊富に含む海水から直接生産した自然海塩、小笠原の塩を使用。
蜜は、黒砂糖、白砂糖を使わずに、甜菜糖だけで煮詰めた上品な味。
徹底してよい素材を使っています。
甘さを抑えた滋味豊かな塩あんみつ、大黒さまも大好きなんだそうですよ。
その他、スイーツだけでなく「玄米ちまき」セット(980円)などもあるので、お昼ごはんにも利用できます。
●イスラエルのVegan事情
今回はイスラエルから人類学を学びに日本にやって来た上智大学在籍の留学生からインタビューをお願いされ、こちらの甘露七福神でお会いすることにしました。
イスラエルのVegan人口は何と3%!
Vegan発祥の国イギリスでも1.2%です。人口比ではイスラエルが世界一多いのだそうです。
普通の飲食店には必ずVeganオプション(Vegan対応のメニュー)が必ずあるそうで。ほんとにほんとにうらやましい限りです。
スイーツ好きの彼には、よい”和Vegan”のお店を紹介できたと思いました。
●”甘いもの”も”店内の装飾”も素敵♪
photo by たっくんKT
日本初のマクロビオティック甘味処、さすがに美味しいです。やっぱり甘いものはいいですねー。
甘味も素晴らしいのですが、装飾も素敵。
私がお気に入りなのは、厨房の両脇にある金魚がたくさん描かれた襖絵。
日本の美しさが描かれているようで、なんとも好きなんです。
皆さんにも一度、ぜひ見ていただきたいです。
お店は2018年も元旦から営業しています。
夏には限定メニューの冷やし白玉汁粉やかき氷も販売されます。
さて、2017年は今回の記事で最後となります。
本年もつたないレポートにお付き合いいただきありがとうございました。
新年がみなさまにとって美味しく楽しい一年でありますように。
【お店データ】
甘露七福神
http://kanro-shichifukujin.com/
営業: 11:00~18:00 木休(ただし縁日4・14・24日は営業。前日の水曜がお休み)
住所: 東京都豊島区巣鴨3-37-5
電話: 03-5394-3694
最寄駅:JR山手線・都営三田線「巣鴨」駅 7分、都電荒川線「庚申塚」駅 8分
地図:お店のサイトより
http://kanro-shichifukujin.com/info.html