★2017年の下半期の星回りと世の流れ★
とうとう2017年も下半期に突入します。
今回は西洋占星術師であるホシハルカが、2017年下半期の全体の運気の流れをお話しましょう。
2017年もそろそろ中盤に差し掛かりました。
残りの半年はどのような星回りなのか、下半期の全体の流れを西洋占星術師のホシハルカが解説してみましょう。
下半期の暦と天文事象
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7月25日 水星食
27日 火星合
7月30日 水星が東方最大離角
みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大
8月8日 部分月食
22日 皆既日食(アメリカの広い範囲で観測、現地では21日)
27日 水星内合
28日 旧暦の七夕
9月5日 海王星が衝
12日 水星が西方最大離角
23日 秋分の日
10月4日 中秋の名月
8日 りゅう座流星群が極大
9日 水星外合
10日 木星が蠍座入り/アルデバラン食(主に北日本) /おうし座南流星群が極大
20日 新月 / 天王星が衝 / 土用
17日 木星が合
11月12日 レグルス食 / おうし座北流星群が極大
13日 木星と金星が最接近
18日 新月 / しし座流星群が極大
24日 水星東方最大離角
12月13日 水星内合
14日 ふたご座流星群極大
22日 土星合 冬至
下半期の惑星逆行
土星の逆行は4月6日に始まり8月25日まで続きます。自ら責任を背負って努力する事で、実力を獲得できる時期となります。射手座での逆行はこれが最後。年末の12月20日に土星は星座を移動、その後約3年間をホームグラウンドである山羊座過ごす事になります。
冥王星は4月の下旬から逆行しており、9月28日に順行に戻ります。
海王星は6月16日から逆行しており、11月21日に順行に戻ります。
天王星は7月3日から1月2日まで逆行。
天王星・海王星・冥王星の逆行は、毎年4〜5ヶ月続くのが普通です。一般の生活に影響する事はほとんどないので、心配いりません。
水星は8月13日〜9月5日までと、12月3日〜23日まで逆行します。水星がつかさどる、コミュニケーションや連絡、文書のやりとり、交通のトラブルなどに注意が必要ですが、かつてのミスを挽回するチャンスにもなるでしょう。
2017年の下半期の星回り(全体運)
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7月
下半期のスタート、太陽は蟹座にあり、水星と火星が先行しています。反対側にいる冥王星の刺激を受けて、発言や行動が過激・過剰になる事態が多発しそう。クールダウンを心がけて。9日の満月は冥王星と重なる配置。23日の新月は獅子座の入り口で火星と重なった状態。自分の目標を定めたらまっしぐらなイメージです。一方、金星と土星が180度になるので、楽しさを我慢する中で鍛えられるものがありそう。ファッションはレトロやダークカラーを取り入れると好評。26日から月末まで、急いだり慌てたりしやすい配置。落ち着きをもって行動しましょう。
幸運日 7月4日、14日、19日、25日
注意日 7月2日、9日、17日、20日、27日
8月
火星と太陽がしし座にあり、暑さと勢いの良さを主張しています。金星は蟹座に、水星は乙女座に入り、どちらも「洗いたての白いブラウス」が似合うイメージ。この夏は清潔感をアピールすると楽しく過ごせそうですね。でも謙虚でいるだけではダメ。早いもの勝ちなので、やりたい事は主張して行動を。8日の未明は水瓶座の満月で部分月食がみられます。HOTな情熱に急にクールな視点が差し込むような気配です。13日から水星逆行、お盆の交通機関の乱れに注意して、旧交を温めましょう。22日の新月はアメリカで皆既日食です。この前後は新しい事を開始しない方が良いでしょう。
23日、太陽は乙女座入り。26日には金星が獅子座入りします。夏の終わりを満喫しましょう。
幸運日 8月2日、12日、25日、31日
注意日 8月3日、8日、21日、22日
9月
上旬は不安定な水星の影響で集中力が続かない時期です。楽しかった時を振り返るのはいいけど、浮かれた夏を責めても何にもなりません。前もってこちらを読んでいる方、遊びに行く前にやるべき事はきっちり終わらせておきましょう。6日の満月は火星が乙女座入り、20日の新月は金星が乙女座入り。乙女座に多くの惑星が集まるので、事務処理や断捨離がサクサクすすむでしょう。中旬頃、気になる人に思い切った事を言ってしまいそう。かなりストレートな物言いになりやすい時期なので、注意が必要です。23日は秋分の日で、太陽は天秤座に移動します。
幸運日 9月1日、9日、10日、17日
注意日 9月6日、13日、22日、30日
10月
今月を境に空気感が大きく変化します。10日の夜10時に木星が1年ぶりに星座を移動。天秤座から蠍座へ引っ越しするためです。木星が蠍座に移ると、クローズアップされるのは「深い関係性と変容」人によっては、セクシャリティーであったり、介護であったり、生と死のはざまのような体験からそれを感じ取る場合もあるでしょう。関係性や根源的な出来事の中で磨かれるものと、そこから生まれてくる新しいエネルギーを味わう一年間のスタートです。
それ以外の星の影響としては、6日の未明の満月は太陽の近くに水星があり一見クールな印象ですが、金星が長い間追いかけていた火星にやっと追いつく日でもあります。諦めなければ叶うものが必ずあることを示しています。ただその後の金星と火星は土星と90度になるので、一致団結してプレッシャーに打ち勝つ必要があるでしょう。中旬から下旬にかけて、金星と火星は相次いで天秤座に入り、23日の秋分の日に太陽は木星を追いかけるように蠍座に入ります。生活から仕事に至るまで個人生活に影響する惑星がまとめて星座移動する今月、人生の切り替わりを感じる人が多いでしょう。
幸運日 10月1日、15日、18日、20日、30日
注意日 10月10日、11日、25日、27日
11月
4日の満月の日は、金星が天王星と向かい合う日にも当たります。満月は木星もゆるく絡んでいるので、気持ちに余裕もあり、他者から大きな刺激を受ける日になりそうです。
6日に水星が射手座入りするため、視野が広くなり、日常を離れて大きな事を考える時期に入りそう。7日に金星が蠍座入り、13日に金星と木星が重なります。愛の本質のような深い事を感覚的に理解できそう。18日の夜は新月。深い祈りや真心をつらぬけば望むものが手に入るかもしれません。22日に太陽は射手座に入ります。街にはそろそろクリスマスの飾りも。蠍座の深みを残しつつ、軽やかな雰囲気が広がります。
幸運日 11月13日、17日、27日、29日
注意日 11月7日、15日、19日、23日、
12月
クリスマスの前後で星回りと空気感ががらりと変化、大きな切り替わりになる予感です。金星が1日に射手座に入り。水星は3日から23日まで射手座で逆行を始めます。3日の満月は海王星が90度で絡む日で、イメージが膨らみやすく、人によっては不安定な心持ちになるかも。20日は土星が約3年ぶりに星座を射手座から山羊座へと移動します。土星にとって山羊座はホームグラウンドなので居心地が良く、現実的なことを一歩ずつ積み重ねていくような感覚になるでしょう。22日は太陽が山羊座に入る冬至、25日の午後には金星が山羊座入り。クリスマス前後〜年明け目前の長い夜、神聖な気持ちで過ごしてみるのも良いでしょう。
幸運日 12月5日、8日、14日、18日、29日
注意日 12月3日、6日、20日、26日
ここに書いた全体運は、星座別ではなく多くの人や世相に反映されるものです。
個々人の星回りによって現れ方も違うという事をご理解のうえ、来年の乗りこなし方の参考にしていただければ幸いです。