緑の多い公園を散歩したり、海や山のレジャーなど意識を向ければ、自然に触れる機会というものは日常でも意外と多いものです。そういった自然のパワーは毎日でも取り込みたいものですが、さすがに毎日出かけるわけにもいかないものですね。お部屋の中で手軽に運気を高めるには、花や観葉植物に注目してみるといいでしょう。
出典:無料画像素材写真AC
良い気のサイクルをつくるには”観葉植物”がポイント
お部屋の気の流れを変える手軽な方法は、観葉植物を置くことです。ただ、適当に置けばいいというものではなく、まずは玄関に注目してみましょう。玄関は風水的に最も大事なポイントで、外からの良い気を取り入れるところです。玄関を開けてすぐに窓があるような場合には、窓辺に観葉植物を置いてみましょう。窓辺や部屋の隅は気が淀んでしまいがちなため、観葉植物を置くことによって気の巡りを良くしていきます。
目的に合わせて花を飾ってみる
観葉植物と並んで、花もお部屋の気の流れを良くしてくれます。ポイントは花の色と飾る方位を意識するということです。どこに飾るにしても、この2点を意識してみてください。東の方位であれば赤や白系の花を飾り、南の方位はオレンジやゴールド系がいいでしょう。西の方位は黄色やピンクで、北はワインレッドやピンクが良いとされています。厳密に言えば、方位によって花の種類も変えたほうがよくはありますが、あまり気にすることもありません。そして、こちらも部屋の気の状態に一番影響を与える玄関から飾っていきましょう。
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花を飾る時の注意点
花を飾る時は花瓶や容器などの入れ物もセットですが、ここにも意識を向けておきましょう。一番NGなのはプラスチック製のものです。プラスチックは火の気を示しているため、植物との相性が悪いことは覚えておいてください。基本的には土を示す陶器の入れ物に花を飾っておけば問題ありません。北の方位であれば白、西なら少しグレードが高めな花瓶を選んでみましょう。南の方位からは穏やかな気が入ると言われているので、光沢のあるクリスタル製のものなどがおすすめです。東の方位はクリスタルや白い花瓶が向いています。
風水の視点で見ると花や観葉植物は良い気を招いてくれるだけではなく、悪い気を吸収してくれるので部屋全体に良い効果をもたらしてくれます。ただ、枯れてしまったものはそのまま放置せずに、新しいものと取り替えることも忘れないようにしましょう。
風水コラムニスト・風水師:方山敏彦