風水にとってお部屋の環境はとても大切です。普段の生活空間を改善していくだけで、取り巻く運気は良くも悪くもなっていきます。ただ、風水は決して大掛かりなものではありません。風水アイテムを活用して、手軽に運気をアップさせていきましょう。

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風水の視点から見た時に運気を上げてくれるもの

風水のアイテムとしてまず外せないのは「龍」です。龍は皇帝の象徴であり、風水でも大変縁起の良いものだといわれています。トラブルを避ける力があるといわれているので、何か良くないことが続いてしまう時には龍の置物か龍が描かれた絵を飾ってみるといいでしょう。龍は水を好みますので、置物や絵を飾った近くには水槽などを置いてみるとさらに効果を高めます。飾る場所としては東の方位か玄関がいいでしょう。また、健康や家庭の平和を望むなら「麒麟」が最適です。麒麟は平和や健康を運んでくるといわれており、優しくて真面目な人を助けるのが好きとされている伝説上の動物です。麒麟は悪い気を払ってくれるため、何かと周囲との争いが絶えない時には麒麟を飾ってみるといいでしょう。
そして、日本でもお馴染みの「亀」は長寿の象徴であり健康運に良いといわれています。亀の甲羅は悪い気を払ってくれる効果があるのです。さらに「鳳凰」は芸術的なセンスを高めるのに良いといわれています。龍・麒麟・亀・鳳凰は風水では吉とされる四神獣ですので、置物や絵を飾る時の参考にしてみてください。

炭には空気を浄化する作用がある？

お部屋の空気が淀んでいるとそれだけで、気分も悪くなってしまうものでしょう。空気を変えたいと思う時には、”炭”の力を活用してみるといいかもしれません。風水的な視点を除いても、炭は湿気を取り除いたり、脱臭の効果があったりします。また電磁波を吸収したり、マイナスイオンを発生させてくれたりと多くの機能を備えているのです。ただ、気をつけておきたいのは黒という色にあります。風水では黒は良くないとされているものの、炭の色そのものを変えるわけにはいかないため、炭を置く場所は明るめのコーディネートをしてみるといいでしょう。

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盛り塩の基本

盛り塩は悪い気を払って、場を浄化させてくれる作用があるといわれています。別に天然塩でなくとも、普段使っている調理用の塩でも大丈夫です。小皿に円錐型に盛って、トイレや玄関などに配置をしてみましょう。湿気を含んでカチカチになったら、取り替える目安だと考えておいてください。





風水コラムニスト・風水師：方山敏彦