「龍脈」とは地中の気の流れのことを指します。平たく言えば、良い気の流れのことをいい、この龍脈を取り込んでいくことで運気を向上させていくことができるのです。

金運などにも影響しているので、風水の基本的な部分として意識をしておきたいですね。

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龍脈は金運にも影響している

家の吉凶は土地に関係していますが、地形によって土地の良し悪しを見ることができます。富裕層が多く住む街というのは、基本的に龍脈の流れに沿っていると考えていいでしょう。元々、良い気の流れがあるところに住むわけですから、放っておいても運気は上がっていくともいえます。しかし、そういった場所にはすでに誰かが家を建てて住んでいるもの。では、良い気の流れが薄い土地ではどうしたらいいのでしょうか？

普段の暮らしの中で心がけておきたいこと

あまり土地の吉凶が良くないところであっても、工夫次第で運気の流れを変えていくことはできます。普段の暮らしの中でお金をかけずにできることといえば、一にも二にも「掃除」だといえます。きれいに整えている場所には、自ずと良い気が集まりやすいものです。
他には、玄関に盛り塩をしたり、水場となる部分の見直しをしたりしてみるといいでしょう。龍脈とはその名前の通り龍を意味しているので、龍の水飲み場である水まわりの環境を保っておくことは、風水的にはプラスに働いていきます。

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自宅における龍脈と外出時の龍脈

気の流れというものは、玄関から入ってきた気が家の中心を通り、いったん反対側までいって再び中心に戻ってきて家全体に広がっていきます。これは各部屋単位でもいえる話であり、龍脈を意識して部屋のコーディネートを考えてみるといいでしょう。
たとえば、寝室であれば龍脈上に頭が来るように寝たり、作業部屋であれば机を龍脈上に配置したりといった感じです。龍脈の上には不必要な物を置かずに、きちんと片付けておくことが大切でしょう。また、ラッキーカラーの物を置くと効果を高めてくれるといわれ
龍脈に対する考え方は家の中だけではなく、外であっても同様です。お店などで座席を意識してみると、良い気をうまく取り込んでいけます。龍脈の幅は大体、入り口にある壁の幅といわれていますので、そのことを意識して座席を選んでみるといいでしょう。何となく良い気を感じてきたら、感覚が磨かれている証拠なので継続的に取り組んでみてくださいね。

風水コラムニスト・風水師：方山敏彦