子どもがなかなか勉強をしないからといって、やみくもに怒鳴ってしまってはいけません。少し冷静になって、他の要因がないかを考えてみることも時には必要だといえるでしょう。今回は子ども部屋を風水の視点から見ていきます。勉強運をうまくアップさせ、子どもが自主的に机に向かう環境を整えてみてください。

そもそも、子ども部屋はどの方位が最適?

子ども部屋の中身を考える前に、そもそもどの方位が最適な場所なのかをきちんと把握しておくことが大切です。結論から言えば、“天医”の方位がベストだといえます。子どもさんの本命掛けを調べてみて、吉方位の天医がどこにあたるのかを見ていきましょう。 基本的には東の方位は、勉強運を向上させるといわれています。

他に良い方位としてあげられるのは、南東・北・南西の方位です。あと気をつけておきたい点は、東や南東の方位は木の気を帯びているので、火の気を示すプラスチック製の物は置かないようにしてください。勉強運をアップさせるつもりが、火の気によって燃えてしまうので注意が必要です。

学習効果をUPさせる机のカラーと向き

子ども部屋の基本となるのは、何といっても机でしょう。机は落ち着いた気持ちにさせてくれる木製のものを選んでみてください。また、机のそばに大きな窓があると何かと外のことが気になって集中できなくなってしまうので、カーテンで仕切るようにしてみましょう。そして、机の上はきちんと整理整頓されていることが学習効果を高めるためには重要な点です。

机の向きについては、イスに座った時に背中側に入り口がなければ問題ありません。一般的には、人は正面よりも背後に気配を感じてしまうと、集中力が途切れてしまうといわれています。逆に言えば、机の向きは入り口が見える場所に配置するのがいいともいえます。また、机まわりにテレビやオモチャなどがあると集中力の妨げになってしまうので、置き場所には注意してください。

写真やポスターは貼っていても大丈夫?

子ども部屋はいろんなポスターや写真を貼ってしまいがちな場所ですが、できれば何も貼らないほうが無難です。どうしても目移りしてしまって、集中力が削がれてしまいます。子ども写真やポスターを貼りたいという場合には、子ども部屋以外の場所にしましょう。ただ、本人のヤル気が出るのであれば貼っておくことが必ずしも悪いわけではありません。

 

風水コラムニスト・風水師:方山敏彦

WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...