何となく最近調子が上がらない……。そういったときには、家具の配置やお部屋のインテリアを見直してみるといいでしょう。
少し意識を傾けるだけでも、得られる効果はずいぶんと違ってきます。お掃除ついでにお部屋をコーディネートしていけば一石二鳥なので、ぜひ取り組んでみてください!


出典:ぱくたそ

本命卦(ほんめいか)を意識して、インテリアを考える

風水における本命卦とは生まれた年や性別によって決まるもので、8種類に大別されます(八卦)。まずは自分の本命卦を知り、自分にとっての吉方位と凶方位(注意したほうがいい方位)を把握しましょう。基本的には電気や磁気を発するものや仕事やお金に関わるものは「吉方位」に置き、火や熱を発するものや大きな家具は「凶方位」に置きましょう。
方位を考えるときは建物の中心にあたる「太極」から見た方位を意識します。家具の配置は部屋の中心にあたる「小太極」から考えます。本来ならば「太極」を元に考えるべきですが、家具の配置などでどうしても良い方位に置けない場合には「小太極」を意識して配置を考えましょう。





風水の視点から見る「色」が与える心理的効果

風水では「色」は「エネルギー」を意味し、色を変えることでもたらされるエネルギーの流れを変えることができると考えます。カーテンや壁紙の色を変えるだけでも、お部屋にあふれるエネルギーを変えることができるのです。家具の配置だけではなく、カーテンや壁紙を変えてみたり、観葉植物を置いてみたりすることで良いエネルギーが集まるようにしてみましょう。
また単に方位に従って配置するだけではなく、楽しみながらお部屋のコーディネートを考えていくことも重要です。ワクワクしながら行動することは強いエネルギーを引き寄せます。お部屋を良いエネルギーで満たすことによって、風水の効果を最大限に高めることができるのです。


出典:ぱくたそ

エネルギー(気)の流れを捉えることが大切

家具の配置やインテリアを考えるのは、家の中全体の「気」の流れを変えることに意味があるのです。外から入ってくる良い気の流れをそのまま取り入れるために、遮ってしまうものや気の効果を下げてしまうものを片づけるといった姿勢が肝心です。気を循環させることが大切であり、不要な物を置かないことが大切になります。
風水の目的は「住んでいる人が最も心地の良い空間を作る」ことにあるのです。家の中の片づけをすることで、スッキリとした気持ちになると同時に、良い気をどんどん取り入れられる家にしてみましょう。





WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...