風水学から見ると、「鏡」の位置というものはとても大切です。
配置の仕方ひとつで運気を上げたり、下げたりすることにつながります。
玄関やリビングなどを中心に、正しい鏡の置き方について見ていきましょう。

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玄関の鏡は、入って「右側」に置くのがベスト

風水における気の流れは、「反時計回り」であると言われています。玄関から入ってきた気は右側を通ることになるので、鏡を玄関から入って右側に配置すると良い運気を増幅させることができます。
ただし、気をつけておきたいのは玄関の真正面に鏡を置いたり、窓の向かい側に鏡を配置することです。鏡はあらゆるものを反射してしまうので、せっかくの良い運気もどこかへ逃げていってしまいます。同じように、左右両側に鏡を配置してしまうのも、運気が行ったり来たりしてしまうため、合わせ鏡になることも避けたほうが無難です。

水回りの鏡の位置【浴室・洗面台・トイレ】

浴室や洗面台に設置されている鏡は、常にキレイな状態を保っておきましょう。水回りの状況は、健康運・恋愛運・美容運などに影響を与えます。
汚れなどが目立ってしまうと、そこに悪い気が溜まってしまいますので、ピカピカに保っておくことを心がけてみてください。
また、トイレの扉に鏡をつけることも避けましょう。窓と向かい合う状態になってしまうため、外から入ってくる気を跳ね返してしまうからです。

リビングやダイニングには、「大きな鏡」を置くようにする

家の中でさまざまな人が集まるリビングやダイニングは、多くの運気が入り乱れています。姿見など全身を映す鏡を置いてみると、運気アップにつなげられます。
可能であれば、床から天井までの高さがある鏡を置くとさらに良いといえます。
風水学の観点では、面積が大きなものほど悪い気を寄せつけないため、効果があるといわれているのです。また、美容運を上げたい場合には、部屋の南側に置いてみてください。

家の外に植物や川などがある場合には、外の景色を取り込める位置に、鏡やドレッサーを配置してみるといいでしょう。
木は成長のエネルギーをもたらし、水は繁栄をもたらすと言われています。外の景色を取り込めない場合には、観葉植物をうまく使ってみるのもポイントです。
鏡に映すことで、そのものが持つエネルギーを部屋いっぱいに広げられます。高層マンションの場合には、青空を映してみるのも良い運気をもたらします。

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生活の中で欠かすことのできない鏡ですが、ちょっとした意識で運気アップにつなげていくことができます。
部屋全体のインテリアを考えるときに、少しだけ風水のことを気にしてみると、楽しみながらお部屋のコーディネートができるでしょう。

WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...