寝室の環境を整えておくことは、風水においても大事なことです。1日8時間睡眠とするならば、実に人生の3分の1を寝室で過ごすことになります。身にまとう運気にも影響を与え、特に金運・健康運に関係しているのです。寝室の環境を整えるポイントについて見ていきましょう。

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運気を上げたいなら、木製のベッドが効果的

風水の視点から見ると、パイプベッドよりも木製のベッドのほうが良いとされています。値段の部分ではパイプベッドがお手頃ではありますが、そう買い替えるものでもないので長く使えるものを選びたいものですね。加えて、ベッドの脚が床に全部付いてしまうタイプのものは避けましょう。気の流れが滞りやすくなってしまうため、悪い気を溜め込んでしまうので注意が必要です。

家庭円満のためには一緒のベッドで寝たほうがいい

家族と一緒に暮らしている場合には、夫婦であれば同じベッドで寝るほうが家庭運を押し上げていきます。別々のベッドで寝ていたり、寝室がそれぞれある状態だったりすると気持ちの面でも離れてしまいやすく、家庭不和の要因となるかもしれません。子どもがいる場合には一緒のベッドで寝るのが難しい場合もあるでしょうが、その場合は同じ寝室で寝るようにしてみてください。顔の見えるところに家族がいることが、家庭運を向上させるポイントだといえるでしょう。

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ベッドの位置や枕の方向について

ベッドの位置は部屋の真ん中は避けておきたいところです。ベッドを真ん中に置けるということは部屋の広さがそれなりに広いかと思いますが、寝室とする場所はあまり広すぎないほうがいいでしょう。気があちこちに分散してしまって、気を高める妨げとなってしまうからです。ベッドの位置は部屋の一番奥で、壁との間に少しスキマができるくらいを保ってみてください。
そして、枕の位置ですが陽の気の働きをする場所に向けてはいけません。主にトイレや廊下、階段といった場所です。陽の気があると一見良いように感じるかもしれませんが、気が乱れてしまい安眠の妨げになってしまうのです。加えて、窓の下に枕を持ってくるのも避けましょう。窓が近い状態にあると体や心が影響を受けてしまいやすくなるので、やはり安眠の妨げになります。どうしても、窓の近くで寝なければならないときには厚手のカーテンで仕切るようにしてみてください。

風水コラムニスト・風水師：方山敏彦