ゲームセンターやレジャー施設、通販サイトなど何かとぬいぐるみに触れる機会が多いものです。集めているつもりはなくても、気づけばお部屋がぬいぐるみだらけといったこともあるでしょう。可愛いものが好きだったり、年齢が若い方だったりする場合にはさらに所持しているぬいぐるみの数も多くなりがちです。風水とぬいぐるみの関係について見ていきましょう。
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そもそも、風水とぬいぐるみの関係は?
風水にとってぬいぐるみは、基本的にはあまり良くないものとなります。人間や動物をかたどっているものであるため、生き物として風水では考えるのです。生き物ということは、お部屋に満たされている気を居住者とぬいぐるみで分け合うということでもあります。つまり、色々な運気アップの方法を試みても本来得られるはずの効果が十分に得られないといったことにつながるのです。ぬいぐるみは生き物ではあるものの、魂があるわけではないため、風水では生気のない陰の物としてみなします。陰の物は置いておくだけで悪い気を発してしまうため、取り扱いには注意が必要なのです。
必要以上にぬいぐるみを持っていると運気を下げる
ぬいぐるみを必要以上に所持することは、金運や恋愛運の低下につながるでしょう。寂しさを紛らわせたいと思って、寝ている時にぬいぐるみを抱いてしまうと知らずしらずのうちに気を吸い取られているのかもしれません。たくさん寝ているのに何だか疲れがとれないという場合には、一度ベッドまわりのぬいぐるみを整理してみるといいでしょう。本来であれば、風水的には寝室にぬいぐるみを置くことはNGですが、1つか2つくらいに数を絞って置く分にはかまわないといえます。また、ぬいぐるみを処分する時には丁寧に掃除をしてあげて、紙や布に包んで単体で処分をします。長年愛用していて捨てるのがためらわれる場合には、お寺などで供養をしてもらいましょう。
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丁寧に扱っているぬいぐるみならOK!
ぬいぐるみにはマイナスの効果しかないと思いがちですが、丁寧に扱ってきたものであれば良い物に変化します。持ち主の気持ちがぬいぐるみに宿ると考えれば、いざという時には自分を守ってくれるものとなるでしょう。普段から陽にあてたり、こまめに掃除をしたりしてあげましょう。また、綻んだ部分を修理することも大切だといえます。よく愛情を注いでいくことが、ぬいぐるみと長く付き合っていくポイントになるのです。
風水コラムニスト・風水師:方山敏彦