風水はいわば環境学であるため、日常のさまざまなことが運気に影響を与えています。
決して縁遠いものではなく、とても身近なものなのです。
今回はお部屋のインテリアの基本について見ていきましょう。

出典：無料画像素材写真AC

思い出の品物を飾りたい時には

良い思い出の品物であれば、お部屋に飾っておくことに問題はありません。それを見たり、手に取ったりすることで気分がウキウキとするようであれば、むしろ積極的に飾っておいたほうがいでしょう。しかし、問題なのはあまり良い思い出のない品物です。片付けにくい品物であることが大半でしょうが、段階的に処分をしていきましょう。自分にとって良くない物をずっと手元に置き続けてしまっては、それだけで運気を下げてしまう要因となってしまうものです。写真などは紙に塩と一緒にくるんで処分をしましょう。手紙やハガキなども同様の方法で処分をしてみてください。

ブラックなイメージの物はできるだけ避ける

風水において、黒を連想させるようなイメージのものはマイナスの効果しかもたらさないものです。真っ黒な物だけではなく、ドクロマークなどがあしらわれている物はできるだけ避けたほうがいいでしょう。たしかに自分が気に入っている物を飾るのは悪いことではありませんが、ブラックなイメージの物を飾って本当に居心地の良い空間になっているかは冷静に判断をする必要があるといえます。

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ドライフラワーを避け、生命力が漲るものを飾る

ドライフラワーなどの枯れた物は、風水的には死を連想させてしまうためNGのものだといっていいでしょう。ドライフラワーはすでに枯れている花なので悪い気を発するだけではなく、せっかくお部屋に舞い込んできた良い気まで吸収してしまうことになります。
せっかく飾るのであれば、生花であったり観葉植物だったりするほうが良いです。生命力のあるもののほうが、良い気を宿してくれるため、空間やその場にいる人に良い影響をもたらしてくれます。ただ、生きた植物であっても先の尖った葉っぱのものなどは避けるようにしましょう。また、プラスチックの容器は火の気を示しているので、植物との相性が悪いため注意が必要です。できれば、陶器のものに飾るなどして気のバランスを整えるように工夫をしてみましょう。毎日を快適に過ごすためにも、目につくところに少しだけ気を配ってみるといいでしょう。

風水コラムニスト・風水師：方山敏彦