風水というものは、人間のあらゆる活動にまつわる環境を見ていくものです。つい、家相などの大掛かりなものに意識が向いてしまいがちですが、身近なところに風水があることを忘れないようにしましょう。日常のちょっとしたことを変えていくだけで、運気の流れを良くしていくことができるのです。

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早寝早起きを心がけ、元気が出ない時には人混みを避ける

一番お金のかからないことといえば、「早寝早起き」をするということです。一見そんなことかと思ってしまいがちでしょうが、朝早く起きて太陽の光を浴びて、たくさん良い気を取り込んでいくことが大切です。夜型は非日常的な生活であるため、風水の観点から見れば好ましい状況であるとはいえません。
ただ、元気のない時には無理に活動をすることもありません。元気がみなぎっている時には強いエネルギーを吸収できるものの、元気がない時に人混みに出かけてしまうと逆にエネルギーを吸い取られてしまうことになります。いまひとつ元気が出ない時にはゆったりと過ごせる場所で一日を過ごしてみましょう。

電子機器をあまり使い過ぎてはいけない

携帯電話やパソコンなどの電子機器は強い電磁波を放っているので、人が持つ感覚や感情を鈍くさせてしまうといわれています。長時間パソコンで作業をしたり、携帯電話をいじったりするのは注意が必要です。電磁波を中和する炭などを置いて、悪い影響を最小限に留めてみましょう。観葉植物を置くことも改善策としてはいいでしょう。職業柄、パソコンでの作業が多い場合であっても、適切にコントロールをしていく姿勢が大切になっていきます。普段のちょっとした心がけ次第で、運気はうまく管理をしていくことができるのです。あまり身構えずに取り組んでみてください。

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芸術作品に触れて、心のメンテナンスをしてみる

忙しい毎日だとわりと疎かにしてしまいがちなのが、心のメンテナンスだといえます。心に感動を覚えることによって脳が刺激され、強いエネルギーを得ることができるのです。自分が好きな映画や音楽、本といったものに触れて感性を磨いてみましょう。寝る前にそうしたものに触れるようにすると、最新の情報として脳にインプットされることになり、強いエネルギーを保っていくことができます。まずは、お金をつかわずに手軽にできるものから手をつけてみるようにしてください。

風水コラムニスト・風水師：方山敏彦