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2018年夏・火星の逆行と最接近

2018年、夏至を過ぎました。このところ、夜空がかなりにぎやかです。
日没後の西の空にはきらめく金星、南の空には明るい木星が、南東の空にはちょっと暗いけれど土星も輝いています。そして少し遅い時間になるとひときわ赤い惑星「火星」が南東の空から上ってきます。

火星は、金星や木星と並んで地球から観測しやすい、太陽系内のすぐお隣の惑星です。昔の天文学者が望遠鏡で観測したところ運河のようなものが見えたことから、知的生命体がいるのではないかと言われていました。SF小説や映画の題材にもなり、タコ型火星人をイメージする人もいるかもしれません。近代になると火星探査ロケットなどで調査が行われ、いずれ地球人が移住する可能性もあり、神秘のヴェールが剥がされつつありますね。運河ではないにしても地下に多量の水があるという研究結果もあり、非常に身近な惑星です。

火星の公転周期は約2年。地球のすぐ外側の軌道を動いています。地球と接近している時期は普段以上に赤く大きく輝くため、星空を見慣れていない人は恐怖を感じる程だといいます。
約2年と2ヶ月ごとに、火星の軌道の内側を地球が通りかかるので、その時期が「火星大接近」の時期となります。同時に、火星のコースに地球が追いつけ追い越せという状態になるため、その頃2〜3ヶ月間に渡って「火星逆行」期間となります。つまり火星の逆行と接近は連動して起こることになります。

2018年の火星逆行の期間と最接近の日付


出典:無料素材画像 写真AC

今回は、2018年6月27日から8月28までの間が逆行期間。前後の順行期間も含めると水瓶座に5月中旬から11月中旬までのほぼ半年間滞在します。といっても逆行して8月13日から順行になった後の9月11日までは山羊座に戻ります。
その期間中で最も地球と火星が接近するのは、7月31日。火星の軌道の近日点付近で起きる地球との接近なので、マイナス2.8等級という明るさで赤い惑星が輝きます。この日に限りませんが夜空を見てみましょう。南東〜南西の低めの位置に赤く輝いています。

火星の西洋占星術的な意味とイメージ

火星はその赤い色から流血や戦いと関係すると言われていますように、行動力、闘争本能、性的なパワーの象徴です。惑星の記号もいわゆる男の子マーク。活発でやんちゃ、男性的で勢いのあるイメージがありますね。
戦いと書くと不穏な印象ですが、上手に使ったものがスポーツです。情熱の炎を燃やし、体を動かし、汗をかき、走り、ぶつかり、勝利に喜び、リベンジに燃えます。
でもスポーツに限らず、火星を使うシーンは日常的にあります。火や刃物を使う調理。歩く、走る、追いかける、乗り物に乗る。興奮する、何かに熱中する、遊ぶ。怒る、反撃する、打ちひしがれて自罰的になる。イライラ、むしゃくしゃする。これらはみんな火星の働きです。




火星の接近や逆行の意味は?

火星の逆行は「行動力が前向きに発揮されない」「闘争本能が目立たない形で出る」「目的地に真っすぐ向かわず、寄り道が多くなる」といった意味を持ちます。
しかし逆行の時には順行では気づかなかった物事やうっかり通り過ぎてしまった事柄に気づくことが出来るのが利点でもあります。

同時に起きる火星の最接近は、どんな意味を持つのでしょうか?
過去を振り返ってみると、今回の最接近以上に火星が地球に近づいた2003年8月下旬にはヨーロッパで猛暑となり多数の死者が出ました。熱や暑さは太陽と火星に共通した意味合いなので、季節柄たいへんストレートな現象だと思います。
他の可能性としては、感情面や行動面の加熱、暴走など。現象面でも火や刃物、爆発物や乗り物による事故や事件などのおそれもあります。
もちろん火星が逆行していたり接近しているからという理由で社会情勢が不穏になったり自然災害が起きるわけではありません。それ以外の時期にも様々な事件や出来事は起きています。この時期だけ要注意ということではないのですが、この時期には火星的なエネルギーを意識し、上手に調整して使うよう心がけた方がよいと思います。

今回、期間の大部分は水瓶座の火星なので、情熱をストレートに表さずクールに装いがち。おまけに変化球です。どこから何が来るのかわからない形ともいえます。水瓶座は電気や電波、ハイテクを表すので、この期間は電化製品やPCなどのトラブルに万全に備えておきたいところです。
8月13日からの約一か月間は火星が元気になる山羊座なので、この位置で逆行終了を迎え順行で駆け抜けるまでの間は、ビジネスや大人社会の中で過去のミスや見落としをリカバリーして、エネルギーを発揮できるでしょう。

この時期のおすすめな行動


出典:ぱくたそ

ちょうど真夏ですので、積極的な暑さ対策をしましょう。熱波にそなえて部屋を涼しく快適に過ごす備えをおすすめします。できれば電化製品に頼りすぎない方法として、窓の外にグリーンカーテンを設置したり、よしずやすだれで直射日光を防ぐ対策。また水分補給やミネラル補給が手軽にできるよう備えをするのもよいでしょう。プールなど水遊びを楽しむのもおすすめですが、くれぐれも事故が起きないよう気配りを忘れないでください。庭先などに水をまいて涼をとる「打ち水」などもいいですね。

災害が起きても起きなくても、防災や節電、防犯対策も見直しておきましょう。
火星のマークを「鍵」に例えると、逆行期間中は「鍵の紛失に注意」ともいえます。
また、この時期にあえて研究したいのは、怒りの衝動やイライラ感への対処の仕方です。
火星は本来、外に向かうエネルギーなのですが、それが内向きになったり方向性を間違えると危険です。
人に対して怒りが湧いてきたのに、それを表現せずにストレスを溜め込んでしまったり、ゆがんだ形でそのエネルギーを出したりしていないか、まず自分が意識する事です。

逆行現象も接近現象も期間限定と思って、更により良い行動に向かうための後退のタイミングだと捉えてみてはいかがでしょうか?
登山の時に雲行きが怪しくなったら、そのまま突き進むのは危険ですよね。引き返す勇気もあるのだと意識しましょう。

時には燃えさかる炎の下をくぐり抜けるような気持ちになるかもしれません。
そこを通る前の不安な気持ち、そして決死の覚悟、そこを抜けた時の安堵感をイメージしてみましょう。その経験をすることであなたの中にある生命のライブ感、勇気と情熱とパワーに気づくかもしれませんね。

12星座別、逆行火星で向き合いやすい事柄


出典:無料素材画像 イラストAC

牡羊座 …… 友人やグループ、サークル間での人間関係を再検討。
牡牛座 …… 社会的な立ち位置、仕事、目標の見直し。
双子座 …… 旅行プランの見直し、哲学や精神世界、語学関連の対応。
蟹座 …… 性的な関係、遺産問題のストレスやトラブルに注意。
獅子座 …… 親友やパートナーとの関係性の問題を見つめ直して。
乙女座 …… 同僚、級友、後輩との関係の見直し。健康管理。
天秤座 …… 恋愛、レジャー、創作などの面でのやり直し。
蠍座 …… 家族、住まい、実家との関係への対処。
射手座 …… コミュニケーション、ご近所づきあいでの問題に注意。
山羊座 …… 金銭管理、収入と支出の見直し。
水瓶座 …… 自分自身の情熱や意欲の面での見直し。
魚座 …… 無意識のストレス、苛立ちに気づく必要。

ご自分のホロスコープをご存知の方は、上記の星座をアセンダントにあてはめて読んでみたり、具体的にどこのハウスで火星逆行が起きるのか調べるといいですね。
上記以外にも様々な事象がありますが、順行で見えなかったものが逆行では再発見できます。
火星と仲良くなり、逆行を上手に乗りこなして、その先もスムーズに進んでいきましょう!

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西洋占星術師:ホシハルカ

WRITTEN BY ホシ ハルカ

ホシ ハルカ
専門は西洋占星術です。 アメブロ http://ameblo.jp/hoshi-haruka/ ...