身近な風水として実践できることは、とにかく部屋を片付けることですが、なかにはちょっと片付けにくいと感じる物もあるでしょう。昔の恋人の思い出の品物やいただき物、縁起物などがそれらに入ってくると思います。けれども、不要な物をいつまでも手元に置いていては気の巡りを悪くしてしまう要因になるので注意が必要です。今回は普段はあまり片付けにくい物の整理について考えてみましょう。

名前の入った物は丁寧に処分をしましょう

手紙やハガキ、名刺などといった名前の入った物は処分をするのに困ってしまうこともあるでしょう。昔の恋人からもらった手紙や何年も前の年賀状などは、どう片付ければいいか考えてしまうものですね。もちろん、手元に置いていて気分が良くなる物であれば置いていてかまいませんが、嫌な気持ちになってしまうものは思いきって処分してみるようにしてください。名前の部分をマジックなどで塗りつぶしたり、シュレッダーで裁断したりして処分してみましょう。処分をしたいけど、なかなか捨てられないという物は名前の部分を消して、塩と一緒にくるんで捨てるといいでしょう。

お守りなどの縁起物の片付け方

神社のお守りなどもつい溜め込んでしまいがちな物です。手っ取り早い処分の仕方としては、お寺や神社などに持っていき片付けてしまう方法だといえます。お守りは大体1年くらいを目安に処分をしてみてください。
また、片目だけのダルマもそのまま置いておくのはよくありません。片目しか入っていないということは、想いや願いが叶っていないということでもあるので、思いきって処分をすることをおすすめします。

用途を間違えると逆効果になってしまうことも!?

縁起物といえば、他には招き猫などがあげられます。招き猫は基本的に商売繁盛の目的で置いているかと思いますので、良い流れができているのであれば問題はありません。しかし、飾っていてもいまいちパッとしないのであれば不要な物となるので処分してみましょう。こちらもお守りと同様に、お寺や神社に持っていったり、お焚き上げをしてもらったりするといいでしょう。
また、人形についても同じです。人形は念がこもりやすいものなので、不必要な物ばかりを置いてしまうと、それだけで悪い気を溜め込んでしまうことになります。自分で処分をするのにためらいがある場合には、やはりお寺や神社で祈祷をしてもらって処分しましょう。思い出の品物とうまくお別れしていくことで、運気を改善していけます。何だか調子が出ないという時には、まずは身の回りの物から手をつけてみましょう。





風水コラムニスト・風水師:方山敏彦

WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...