家の吉凶を判断するには、総合的に見ていく必要があります。家の外回りの環境と家の中の環境を両方見ていくことが大切です。具体的には建物が建っている土地、玄関などの入り口、部屋の様子、水まわりなどだといえます。


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自分の土地と周辺環境とのバランスを考える

自分の土地に対して、すぐ手前の道路が上がっていると凶となります。また、土地の区画が三角形になっているところも同じく凶だといえるでしょう。さらに家のそばに高圧電塔や高圧電線がある場合には、強い電磁波の影響を受けやすいため凶となります。自宅が河川や溝に囲まれている場合も凶です。家の南側に高い建物や山や丘があると凶となり、逆に北に高い建物や山などがある場合には吉となります。
そして、自分の家に対して周辺の家の角が向いている場合には凶になるのです。さらに、自宅がT字路の突き当りに面していたり、自宅の門と向かいの門が向かい合っている状態も凶となります。いずれにしても、凶の場合には何らかの改善策が必要となってくるでしょう。




家の中をくまなくチェックしてみる

家の形は長方形が最も良く、出っ張ったり欠けていたりしない家のほうがいいでしょう。敷地のバランスから、建物は敷地の端に作るよりも中央に作るようにしてください。敷地に雑草が多いと凶となってしまうので注意が必要です。また家の形にこだわりを持つのはいいのですが、三角形は避けましょう。風水的には三角形は悪いものとされています。
また、門と玄関が一直線上に並んでいるのは凶となってしまうので注意が必要です。玄関を入ってすぐに階段があったり、窓があったりする場合も凶となります。水まわりについては鬼門の方位、もしくは本命掛けの凶方位に置くと吉になるでしょう。水まわりは金運と健康運に影響を及ぼすことになるので注意が必要です。良い運気をまとっている人であっても、家相が悪いと運気も下がってしまうことになります。

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気の流れが悪い時の改善方法

家の配置や間取りが悪かった場合に、おいそれと動かすというわけにもいきません。そうした場合には、鏡や観葉植物などを適切に配置して化殺を行うようにしましょう。劇的に運気がアップするというよりは、悪い気がもたらす影響を抑えることができます。普段の生活に大きな影響を与える家相なので、気になるところから1つずつ改善していくことが重要です。





風水コラムニスト・風水師:方山敏彦

WRITTEN BY 方山 敏彦

方山 敏彦
ライター・編集者。 趣味が高じて、いつの間にか「占い」にどっぷり浸かる 。料理のメニューに困った...