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五十六謀星もっちぃです。この連載では、「墨色占い」を、現代的に再構築して解説しています。墨色占いとは墨色判断法などとも呼ばれる日本の伝統的な占いの一つです。年の瀬が迫る今回は、一年の運気を自分で占う方法を解説してみたいと思います。
日本古来の秘術「墨色占い」~自分で占う~
photo by 五十六謀星もっちぃ
道具と書き方のおさらい
「墨色」とは、本来は和紙に筆で文字を書いたときに現れる墨のかすれや字形を元にした占いです。今日では、筆を柄って墨で文字を書く機会が減ってしまったため、この占いも廃れてしまいましたが、この連載では、筆ペンやフェルトペンを使って、ファーストフードなどの紙ナプキンに文字を書いて占う方法を紹介しています。よく当たりますので是非とも実際に試してみてください。
年運に関する占い
今回のテーマは一年間の運気です。占いの世界ではそれを「年運」と呼びます。墨色占いで年運を見定めるためには、「年」という文字を勢いよく書いて、その筆勢や墨の色を観察します。占うのが今年なのか来年なのか紛らわしくならないように、明確に決めたら、紙の中央になるべく力強く、そして思い切りよく「年」という文字を書いてみてください。
photo by 五十六謀星もっちぃ
墨色の基本的な見方
下図のように、文字を書いたときに、墨(インク)がかすれたり、線が途切れたりしている状態を「欠点」といい、これが生じている場所から運気の問題点を読み取ります。反対に、ののびがよくきれいに書けている部分は、幸運が訪れる分野を教えてくれます
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仕事運
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図に示した文字の上部には、年間の仕事運の善し悪しが表示されます。上部が勢いよくきれいに書けている場合には、仕事運は安泰であるといえましょう。
反対に、この部分にかすれなどの欠点が生じている場合は要注意です。期間中の仕事でトラブルが起こりやすかったり、転職をする可能性があるかもしれません。
真ん中の縦線が横線を突き抜けて、牛という字のように角が出てしまっている場合も要注意です。これは、仕事で頑張りすぎになって空回りをしてしまう恐れの暗示です。
住居運
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一番長い横棒が書かれている高さと、真ん中の縦棒の終わり方によって、年間の住所に関する運気を見ることができます。
横棒が真ん中よりも高い位置に書かれているなら、住居が安定しない一年を過ごす可能性があるでしょう。横棒が中央よりもやや下のほどよい位置にあれば安定した居住空間で安心して一年を過ごすことができます。
中央の縦線の終わりがかすれている場合には、住居に関する故障などのトラブルによって、金銭的な損失が出る場合があるかもしれません。
ファッション運
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図に赤く示した中央のパーツは、ファッションに関する運気を表しています。このパーツが墨色よくきれいに書けているなら、おしゃれな一年を過ごすことができるでしょう。お正月にはお洒落な着物を着てお出かけするとさらに運気が上がりそうです。
もしここに乱れがある人は、服装にも乱れや手抜きが出る恐れがありますので、十分に注意してください。
恋愛運
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「年」という文字のバランスによって、年間の恋愛運を知ることができます。図中のチェックポイント①の部分の左右の比が悪く、左側が広い場合には、相手のペースに振り回される恋愛になってしまう恐れがあります。反対に右側が広い場合には、相手を振り回してしまうことになりそうです。
チェックポイント②について、これの左右のバランスがよい場合には、出会いの運気は向上して様々な場所での出会いのチャンスが舞い込んでくることでしょう。
もしも③の横棒が、右斜め上を向いているなら、恋愛運は全体的に好調で、深みのある人間関係を構築することができるでしょう。全く水平の場合は安定した恋愛運であるといえます。右側に向けて下がっている場合には、恋愛運が低下気味です。
占い師:五十六謀星もっちぃ